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うつ病だけど女子力上げよう

23歳でうつ病発症、27歳にして3社を退職した女子力カウンセラーこぐまによるブログです。

引きこもり支援に必要なのは心配ではなく応援である

こころについて考える 引きこもり支援

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こぐまです。

先週末の2月6日(土)、また徳島県の引きこもり家族会KHJ徳島つばめの会さん主催で行われている引きこもり当事者の居場所「こもりのち晴れ」に参加させていただきました。

twitter.com

 1月から参加させていただいたので、2回目の参加。だいぶメンバーの方とも打ち解けてきていろいろなお話をさせていただきました!

www.utsujoshi.com

 

基本的にお茶を飲みながら自由にまったりする「こもりのち晴れ」。

そんな楽しい時間を過ごしつつ少し考えたことがあったので、今日はちょっと書いてみようかと思います。

 

-目次-

引きこもりの子どもを持つということ

私はどちらかというと引きこもりの子ども側(私は引きこもりじゃないけれど)の立場なので、親の気持ちはよくわからないというのが本音です。

いろいろ苦労されてるんだろうな、心配されてるんだろうな、ということを想像する程度で、たぶんこの記事を読んでくださっている皆さんと同じぐらいの理解度だと思います。

 

子どもが外に出ない、学校に行かない、仕事をしない。

 

なぜそうなってしまったのか、親は自分を責めることでしょう。

育て方が悪かったのか。

過去に傷つけるようなことを言ってしまったのか。

いじめられていることに気づけなかったのか。

何か障害や病気じゃないのだろうか。

 

きっとたくさんたくさん悩んで辿り着いたのがKHJ徳島つばめの会だったのでしょう。

 

心配してくれるのはありがたいけれど・・

私は子どもの立場で思うことがありました。

 

心配してくれるのはありがたいけれど、重いんです。

 

なにか新しいことを始めようとしたら、私の親はすごく心配してくれます。

「失敗しても大丈夫だから、続かなくても大丈夫だから、身体が一番大切だから」といつも言ってくれます。

 

私が傷つかないように先回りしてくれるんです。

けれどそれはありがた迷惑なときがあります。

 

私がなにか新しいことを始めるときは基本的に前向きな気持でいます。

失敗したらどうしよう、なんてことはあまり考えません。

しかし親の言葉により、失敗したらどうしようと思うようになってしまうのです。

 

私のブログの師匠であるkeitaさんの昨日の記事にとりあげられていた、「夢をブチ壊す5つの方法」にもありました。

www.proof0309.com

 「失敗を他人のせいにする」

(中略)

自分で決めて自分で責任をとる。 そんなカッコイイ人生を送っている人こそ夢を叶えることができるのでしょう。  

 

 親が先に「失敗しても大丈夫だからね」なんて言ってくれていたら、それに甘えてしまう気持ちが出てきます。

その甘えの気持ちによって失敗することって少なからずあるんですよね。

自分で決めて100%責任取ると思うと必死でやるけれど、親が責任を取ってくれると思うととたんにうまくいかない。

 

だから私はブログを始めたことはしばらく親には言っていませんでした。

その結果、ブログを始めて3ヶ月で30000PVを達成という結果を今残せていると思うのです。

 

 

心配じゃなくて応援してほしい

心配と応援って似ているようで違います。

「心配」思いわずらうこと。気がかり。

 

「応援」力を添えて助けること。加勢。

辞書を引いてみてもこんなに違うんです。

自分のせいで親が思いわずらったり、気がかりになっていると思うと子どもは何もアクションを取れません。

 

 いつでも味方ではいてほしいけれど、助けてほしいわけじゃないときもあるんですね。

言うならば、私の「ファン第一号」でいてほしいというところでしょうか。

 

 

親が自立することが大切

こもりのち晴れに参加されている親御さんは、つばめの会で行われているカウンセリング等を受けたり、親同士で交流して知識を深めたりしているため、そこまで子どもに依存しているように感じる人はいらっしゃいません(私の主観です)。

けれどやっぱりすごくお子さんのことを「心配」してらっしゃっているんですね。

それがすごく気になりました。

 

なにかちょっとしたことを伝えるのに、「こんなことを言って大丈夫だろうか、傷つけやしないだろうか」と思い悩んでいる方が多い印象でした。

すごくお子さんに対して遠慮しているというか・・。

それはもちろん今までの経験を通して、ちょっとしたことを言ってお子さんを傷つけてしまったから、これからは気をつけようと注意されていることともわかってはいます。

けれど、あまりにも度が過ぎた心配はどうなのかなあ?と思ったのです。

 

 

子どもの立場から見るとこんな感じですごく自分勝手なことを思ってしまいます。

心配してくれているのは本当にありがたいんです。けどなにか違うって思ってしまうんです。

じゃあどうすればいいかというのも正直今の私にはよくわかりません。

けれど、親が私の顔色ばかり伺って、本音を言ってくれないのってちょっと傷つくんです。

 

たまには腹を割って本音トークをしてみるのもアリなのではないでしょうか。

私は3ヶ月に1度ほど親と大げんかをすることがありますが、そこで話したことはお互い強く印象に残っていますし、仲直りしてからすごく気持ちを分かり合えることが多いです。

 

もちろん個々の家族の状況を詳細に把握しているわけじゃないのですごく勝手なことを書いているのかもしれません。

けれど、親も子どもも1人の人間です。

遠慮しあう関係ってすごくもったいないのではないかな、そう思うのです。

 

最後に

なんだか個人批判みたいなブログになってしまった気もするのですが、率直に思ったことを書かせていただきました。

(批判・攻撃する意図は一切ございませんが傷ついてしまっていたら申し訳ありません。)

これからも「こもりのち晴れ」に参加させていただき、引きこもりの支援に対する知識を深めていきたいです。

 

また、最後になりましたがKHJ徳島つばめの会の2月度の会報に私のブログの紹介を載せていただきました!

すごくすごく嬉しかったです。ありがとうございました!