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マイナス金利の影響 ゆうちょ銀が金利引き下げ
2月8日 20時51分

日銀がマイナス金利の導入を決めた影響で長期金利が過去最低の水準まで低下していることを受け、「ゆうちょ銀行」は9日から、「通常貯金」や「定額貯金」などの金利を引き下げることを決めました。
それによりますと「ゆうちょ銀行」は、「通常貯金」の金利を9日、今の0.03%から0.02%に引き下げます。
また、「定額貯金」は、9日からの預け入れについて、期間によって0.035%、または0.04%となっている金利を一律、0.025%に引き下げます。
さらに、「定期貯金」も9日からの預け入れについて、期間1か月から4年の金利が0.035%から0.05%となっているものを一律、0.025%に、期間5年の金利は0.06%から0.03%に、それぞれ引き下げます。
一方、大手銀行の「みずほ銀行」も、満期まで2年以上の定期預金の金利を、9日からの預け入れについて一律で0.025%に引き下げます。
これは日銀がマイナス金利の導入を決めた影響で、長期金利の指標となる10年物の国債の利回りが過去最低の水準まで低下していることなどを受けたものです。
すでに大手の「三菱東京UFJ銀行」や「三井住友銀行」、それに地方銀行なども金利の引き下げに踏み出していて、目安となる長期金利の低下傾向が続くなか、金融機関の間では今後もこうした動きが広がっていきそうです。

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