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「九条の会」が憲法巡る首相の発言に抗議2月8日 18時10分
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ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが戦争放棄を定めた憲法9条を守ろうと呼びかけている「九条の会」が、8日、東京都内で会見し、憲法9条を巡る安倍総理大臣の発言に抗議する声明を発表しました。
安倍総理大臣は、今月3日の衆議院予算委員会で、戦力の不保持などを定めた憲法9条第2項に関連し「7割の憲法学者が自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないかという考え方もある」と指摘するとともに、憲法改正には国民の理解が不可欠だという認識を重ねて示しました。
この発言について、「九条の会」の呼びかけ人の1人で作家の澤地久枝さんらが、8日、東京・千代田区で会見し、声明を発表しました。
声明では、憲法9条の意義を正面から否定する考えだとして発言に抗議するとしたうえで、憲法9条を守り抜くためにあらゆる努力を今すぐ始めるなどとしています。
会見で、澤地さんは「今、命懸けで憲法改正に反対しなければ、日本はもう一度戦争をする国になる。今こそ戦争に行く道を塞がなくてはならない」と訴えました。
この発言について、「九条の会」の呼びかけ人の1人で作家の澤地久枝さんらが、8日、東京・千代田区で会見し、声明を発表しました。
声明では、憲法9条の意義を正面から否定する考えだとして発言に抗議するとしたうえで、憲法9条を守り抜くためにあらゆる努力を今すぐ始めるなどとしています。
会見で、澤地さんは「今、命懸けで憲法改正に反対しなければ、日本はもう一度戦争をする国になる。今こそ戦争に行く道を塞がなくてはならない」と訴えました。