トップページBusinessニュースジャパンディスプレイ会長「単独で競争に臨む」
ニュース詳細

ジャパンディスプレイ会長「単独で競争に臨む」
2月8日 21時14分

経営再建中のシャープを巡り、官民ファンドの「産業革新機構」から液晶事業の将来的な統合を打診されていた液晶パネルメーカーの「ジャパンディスプレイ」の本間充会長は8日の会見で、台湾の「ホンハイ精密工業」が優先的に買収交渉を進めることになった結果、単独で事業を強化し、競争に臨む考えを強調しました。
液晶パネルメーカーの「ジャパンディスプレイ」は、筆頭株主の官民ファンド「産業革新機構」から経営再建中のシャープの液晶事業と将来的に統合させる案を打診されていましたが、シャープは先週、台湾の「ホンハイ精密工業」と優先的に交渉し、その傘下で再建を目指す方針を決めました。
これについて、ジャパンディスプレイの本間充会長は8日の決算会見で、「シャープは競争相手の一つとしてこれまで分析をしており、固定費の削減などの構造改革を進めてコスト競争力をつけるとともに、粛々と液晶技術を進化させ、競争を乗り切っていきたい」と述べ、単独で事業を強化して競争に臨む考えを強調しました。また、本間会長は「私個人としては、日本連合で戦うべきだと思っている」と述べ、ジャパンディスプレイがシャープの液晶事業と統合することが望ましいという考えを示しました。

関連ニュース

k10010402651000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ