シャープ浮揚 不透明
経営不振に陥っているシャープが
台湾の鴻海精密工業の傘下に入る公算が大きくなりました
大手電機メーカーが海外の新興メーカーの傘下に入って再建を図るのは初めて
不振が続く日本の電機メーカーを象徴するにユースです
シャープの経営が不振になった一番の要因は
液晶部門の不振です
液晶テレビの将来性にいち早く着目して
2001年に「アクオス」ブランドを投入し一時期は世界市場を席巻した
その後.韓国メーカーや中国メーカーとの価格競争激化
液晶への過剰投資が重荷になり
経営悪化状態から抜け出す事が出来ない状態が続いています
はたした鴻海精密工業の傘下に入ってシャープは再生するのでしょうか
鴻海精密工業の郭台銘会長は強気ですが
最大7000億円を投じて子会社し
シャープの雇用維持.海外への技術流出を防ぐなど
を買収の条件にしている
「シャープの液晶液晶は世界一だったが
今は韓国勢が優勢で.資金を入れてナンバー1の地位を取り戻す」
「白物家電や複写機などのシェアをナンバー1にする」
しかしそんなにうまくいくとはとても思えない
白物家電でも中国や韓国のメーカーとの価格競争が激化するはず
すでに太陽光事業は売却を示唆している
果たしてどうなるのか