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北朝鮮 「発射成功」で祝賀ムード盛り上げ
2月8日 18時17分

北朝鮮 「発射成功」で祝賀ムード盛り上げ
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7日事実上の長距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮は、旧正月の8日、国営メディアを通じて、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記の立ち会いのもと「発射に成功した」と大々的に伝えるなど、国威発揚のため祝賀ムードを盛り上げています。
北朝鮮が7日、「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射したことについて、8日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、北西部のトンチャンリ(東倉里)にある発射台の前で、発射に携わった国家宇宙開発局の関係者らおよそ400人と並んで撮影されたキム・ジョンウン第1書記の写真を掲載しました。背後の発射台にはミサイルがなく、土台が黒く焦げていることから、発射後に撮影されたものとみられます。また、「天地を揺るがす」と題した記事では、「初めての水爆実験に続いて地球観測衛星の発射に成功した!われわれの前進を妨げる帝国主義者に対する勝利の祝砲だ」と大々的に伝えています。
さらに、旧正月を迎えた8日、朝鮮中央テレビには、ピンクの民族衣装を着た女性アナウンサーが登場し、「人工衛星が宇宙を回るなか、旧正月の朝を迎えた」と述べたほか、「朝鮮の名を空に刻んだ」というタイトルの新しい曲が放送され、今回の発射を称賛しています。
ピョンヤンでは8日夜、発射を祝う花火大会も予定されていて、北朝鮮指導部は旧正月に合わせて国威発揚のため祝賀ムードを盛り上げています。

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