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小保方晴子『あの日』出版で再燃! STAP 細胞報道を改めて検証する(前)

小保方氏の反論手記での告発「私は若山先生にSTAP細胞の捏造犯に仕立てられた」は真実なのか!

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2016.02.08
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『NHKスペシャル 調査報告STAP細胞 不正の深層』番組サイトより


 小保方晴子氏の手記『あの日』(講談社)出版をきっかけに、STAP細胞問題が再燃している。

 本サイトの記事でも解説したように、小保方氏は同書の中で、STAP細胞「捏造」疑惑を〈仕組まれたもの〉と真っ向から反論し、STAP細胞の作製は論文の共著者である若山照彦・山梨大学教授が主導していた主張。ところが、若山氏は論文に不正が発覚すると、手のひらを返してマスコミに情報をリークし、自分を捏造犯に仕立てあげたと批判している。

 これに対して、ほとんどのマスコミは「小保方氏は自分に都合よく事実を歪曲し、不利な事実にふれていない」「若山氏に罪を押し付け、自分をマスコミ報道の被害者として演出している」と反発、「この本もSTAP細胞同様、小保方氏の妄想と捏造でつくられている」と断じた。

 一方、ネットでは、意外にも小保方支持が少なくない。もともと、ネット上では、一部の研究者を名乗る人たちが、マスコミ報道や若山氏の主張の問題点をしきりに指摘していたのだが、同書の出版を契機に、こうした論考も改めてクローズアップされ、「やっぱり若山氏が黒幕だったのか」「小保方さんはすべての罪を押し付けられた被害者だった」という見方が一気に広まっているのだ。

 いったいどちらの主張が正しいのか。本サイトは、これまでの報道や理研の調査報告、ネットでの議論をもう一度読み返し、専門家の意見などを聞いて、可能な範囲で分析・検証してみた。

 そこから導き出された結論は、小保方氏が『あの日』で書いていた内容はけっして妄想やデマとは言えない、ということだ。しかし、同時に、小保方氏がSTAP細胞不正に関わっていないのか、というと、そうではない。

 まどろっこしい言い方だが、どういうことか、ひとつずつ説明していこう。なお、なるべく誰にでもわかる平易な言葉で説明するため、専門用語の使い方が厳密でない場合があるが、ご容赦いただきたい。

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