トップページBusinessニュース飲食店に外国人観光客を 九州で3者が連携
ニュース詳細

飲食店に外国人観光客を 九州で3者が連携
2月8日 18時28分

飲食店に外国人観光客を 九州で3者が連携
k10010402471_201602081827_201602081828.mp4
地域の食べ物の魅力でより多くの外国人観光客を呼び込もうと、九州の自治体などで作る「九州観光推進機構」は大手の飲食店情報サービス会社と連携して、飲食店での外国人の受け入れ態勢を強化することになりました。
これは、九州観光推進機構と福岡県商工会議所連合会、それに飲食店についての情報を提供している「ぐるなび」の3者が8日、発表したものです。
それによりますと、より多くの外国人観光客を受け入れられるように、「ぐるなび」が九州地方の飲食店を対象に外国語のメニューの作成を支援したり、接客についてのセミナーを開いたりします。また、ことしの夏ごろに九州の名物料理を扱うおよそ20の飲食店が連携して、特別メニューを提供するイベントを開催するということです。
九州運輸局によりますと、九州地方から入国した外国人は、統計がまとまっている去年1月から10月までの10か月間ですでに232万人余りと、前の年の1年間の数を上回り、過去最高となっています。
一方で、観光客の立ち寄り先は大型の商業施設に集中していて、中小の飲食店などにも経済効果を広めることが課題になっているということです。
九州観光推進機構の石原進会長は、「日本の食への関心が高い一方、飲食店の情報発信は大きな課題だった。今回の連携で、観光客に飲食店の情報を分かりやすく知らせていきたい」と話しています。

関連ニュース

k10010402471000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ