大阪の在日コリアン、発射に落胆 「あきれて言葉出ない」
「あきれて言葉が出ない」「いちいち相手にする必要はない」。北朝鮮が1月の核実験に続き、7日に事実上の弾道ミサイルを発射したことに、大阪の在日コリアンらは落胆の声を漏らした。
焼き肉店などが立ち並び在日韓国・朝鮮人が多く住む大阪・鶴橋は、7日も大勢の買い物客でにぎわいを見せた。飲食店で働く在日コリアンの申美京さん(58)は「何がしたいのか分からないし、あきれて言葉が出ない」と驚いた様子。洋服店を営む在日2世の韓国籍の男性(62)も「北朝鮮国内に変化がないと状況は変わらない。日本は過敏に反応せず、冷静に見ればいいのでは」と話した。