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「イベント中に地震」秋葉原などで大規模訓練2月8日 13時03分
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首都直下地震で大勢の人が自宅に帰れなくなったという想定で東京の秋葉原などで大規模な訓練が行われ、イベント会場の観客の安全確保や外国人旅行者への対応などを確認しました。
東京都は、首都直下地震が発生した場合、鉄道などの交通機関に大きな被害が出て近くに勤務先や自宅がない買い物客などおよそ92万人が帰宅困難者になると想定しています。こうした事態を想定して東京都などは8日、千代田区の秋葉原駅や東京駅などを会場に大規模な訓練を行い、自治体や周辺の企業などからおよそ5200人が参加しました。
このうち、秋葉原の劇場ではアイドルグループのイベント中に地震が発生したという想定で訓練が行われ、観客の安全を確保するため施設にとどまるよう呼びかけたうえで、飲料水やビスケットなどを配布する手順を確認していました。
また、秋葉原駅やその周辺では、外国人旅行者に対して駅員がタブレット端末の翻訳ソフトを使って、けがをしていないか確認したり、ボランティアが英語などで避難が可能な施設を案内したりする訓練が行われました。
参加した男子大学生は「千葉から東京に通っているが、地震が起きたらどうしたらいいか分かっていなかった。今回の訓練で、一時的に避難するという流れが分かりました」と話していました。
このうち、秋葉原の劇場ではアイドルグループのイベント中に地震が発生したという想定で訓練が行われ、観客の安全を確保するため施設にとどまるよう呼びかけたうえで、飲料水やビスケットなどを配布する手順を確認していました。
また、秋葉原駅やその周辺では、外国人旅行者に対して駅員がタブレット端末の翻訳ソフトを使って、けがをしていないか確認したり、ボランティアが英語などで避難が可能な施設を案内したりする訓練が行われました。
参加した男子大学生は「千葉から東京に通っているが、地震が起きたらどうしたらいいか分かっていなかった。今回の訓練で、一時的に避難するという流れが分かりました」と話していました。