一人のイタリア青年の死がエジプトのみならず、イタリアでも大きな問題となり、両国化の外交問題となっています。
件の青年はイタリアの大学院生で、カイロでエジプトの社会・経済問題について研究していたところ、行くへ不明になっていたところ、カイローアレキサンドリア間の道路で遺体となって発見されました。
問題はその遺体に拷問のあとがあったことで、死因は拷問かと見られ、この事件が起きたときにカイロを訪問していたイタリア教育大臣が急遽帰国し(エジプト側は否定しているが、イタリア側は事件との関連を示唆している由)、イタリア外務省が、遺体の返還と公正な調査を求めるに至りました。
その後遺体が返還され、共同調査のために、イタリアからの調査団が到着しましたが、事件がだれの仕業かをめぐり、エジプトで目下大問題となっているとのことです。
当の学生はいわゆる活動家で、偽名でイタリアの新聞に対して、エジプト政権を批判する記事を送っていたとのことで、拷問は当局の手によるものとの見方がある由です。
他方、多くの専門家は、当局説を否定し、IS等の過激派の仕業であるとしているとのことです。
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2016/02/07/مصر-آثار-التعذيب-على-جثة-الشاب-الإيطالي-تثير-الجدل.html
取り敢えずのところ以上ですが、仮に記事の通り、彼がいわゆる活動家で、エジプト政権批判をしていたとすれば、ISが誘拐し殺害する動機に乏しく、疑いはむしろ当局側に向けられるかと思いますが(イタリア政府の反応を見ても、彼らがその可能性を疑っていることを示唆している。)
もちろん現在共同調査中の事件で、外部から軽々に推測することは避けるべきですが、現在のエジプト政府の強権支配との関係もあり、どこか引っかかるものがあるの、ご参考まで
因みにこのネットはサウディ系のメディアのもので、al jazeera のように、エジプト当局と対立しているわけではなく、むしろ当局よりのメディアですので、念のため
件の青年はイタリアの大学院生で、カイロでエジプトの社会・経済問題について研究していたところ、行くへ不明になっていたところ、カイローアレキサンドリア間の道路で遺体となって発見されました。
問題はその遺体に拷問のあとがあったことで、死因は拷問かと見られ、この事件が起きたときにカイロを訪問していたイタリア教育大臣が急遽帰国し(エジプト側は否定しているが、イタリア側は事件との関連を示唆している由)、イタリア外務省が、遺体の返還と公正な調査を求めるに至りました。
その後遺体が返還され、共同調査のために、イタリアからの調査団が到着しましたが、事件がだれの仕業かをめぐり、エジプトで目下大問題となっているとのことです。
当の学生はいわゆる活動家で、偽名でイタリアの新聞に対して、エジプト政権を批判する記事を送っていたとのことで、拷問は当局の手によるものとの見方がある由です。
他方、多くの専門家は、当局説を否定し、IS等の過激派の仕業であるとしているとのことです。
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2016/02/07/مصر-آثار-التعذيب-على-جثة-الشاب-الإيطالي-تثير-الجدل.html
取り敢えずのところ以上ですが、仮に記事の通り、彼がいわゆる活動家で、エジプト政権批判をしていたとすれば、ISが誘拐し殺害する動機に乏しく、疑いはむしろ当局側に向けられるかと思いますが(イタリア政府の反応を見ても、彼らがその可能性を疑っていることを示唆している。)
もちろん現在共同調査中の事件で、外部から軽々に推測することは避けるべきですが、現在のエジプト政府の強権支配との関係もあり、どこか引っかかるものがあるの、ご参考まで
因みにこのネットはサウディ系のメディアのもので、al jazeera のように、エジプト当局と対立しているわけではなく、むしろ当局よりのメディアですので、念のため