とある日のランチタイム

 

ろに「うわー良いんですか？ ありがとうございます！」

 

ろに心の声『うーん…今日は味噌カツ定食（1000円）の気分だな…』

 

先輩「俺Aランチ（850円）」

 

ろに「私はBランチ（850円）お願いします」

 

 

いや、Bランチもおいしいんですよ。おいしいしおごってくれるの嬉しいしおいしい。

 

おごるよーって言われたら、メニューを見て、（一番食べたいのはコレだけど、相手がこの価格帯のを選んだらコレ、この価格帯ならコレ…）と無意識に候補を挙げちゃうんですよね。で、おごってくれる人が選んだメニュー以下の金額のメニューを頼んじゃう。

気心知れた友達だったら話は別ですが、食事をおごってもらうのは大体が上司か先輩か義両親なので、いつもヘマしないようにソワソワしてしまいます。

 

しかし、世の中には何も考えずに自分の食べたいものを注文できる人もいるじゃないですか。

これ、どっちが正解なのかなーっていつも悩むんです。

せっかくおごるんだから一番好きなもん食べてハッピーになれよな！ と思われてるのか、おごりたい気持ちはあるけど今月ピンチだし程よいメニュー選んでくれたら嬉しいな、と思われてるのか。

 

考えたんですけど、私、人に食事をおごったことがないかもしれない。記憶にない。

社会で人の上に立ったことがないせいなのか器が小さいせいなのか。

今の立場で考えちゃうと、結婚してからおこづかいが少ないのであまり高額なものは頼んでほしくないかな。だけどおごれそうな店でしかおごらないし、言ったからには好きなもの頼んでくれた方が良いかな。

 

 

自分に置き換えて考えるとこの程度の思考しかできないんですが、偉い人だとおごりたくない相手におごることも多分あると思うんですよ。あいつは嫌いだけど部下だから…とか。

建前がある世の中なので、自分が相手に好かれてる確信がないと高いものは頼めないです。疑心暗鬼で被害妄想癖がある私には難しいです。

 

だけど気を使うことを不快に感じる方もいらっしゃるじゃないですか。俺の器はそんなもんじゃねぇんだぞ！ 見くびるなもっと自由に振る舞え！ みたいな。

 

 

もうダメです。行動の正解が分かりません。

 

 

結局どう行動するのが正しいのか分からないままですが、

おごってもらう時に金額のことを考えちゃうことの何が一番ダメなのかと考えると、それが「相手のため」の行動じゃなく、「自分が嫌われないため」の行動であることじゃないかと思いました。

いろんな方の意見が聞いてみたいです。おわり。