iPhoneをSIMロック解除してSIMフリー化する方法
今スマートフォンが人気を集め世界で毎日のようにスマートフォンが売れています。その中でも大人気のスマートフォンがApple社製のiPhoneです。でもdocomo、au、SoftBankそれぞれで買った場合、そのままでは他の通信会社・格安SIMで格安スマホとして使うことはできません。
他の通信会社・格安SIMを使いたい場合は、iPhoneのSIMロックを解除して、SIMフリー化する必要があります。そこで今回は、iPhoneをSIMロック解除してSIMフリー化する方法やSIMフリーiPhoneの購入方法を紹介します!
この記事の目次
iPhoneが人気があるのはなぜか
日本でiPhoneを知らない人はもういないでしょう。その人気は一体どこからどこから来たのでしょうか?
iPhoneが日本で大流行したわけ
iPhoneは2009年頃にSoftBank(ソフトバンク)から発売されそのあたりから流行を始めました。
2010年頃にはAndroid搭載スマートフォンが国産メーカーから発売され、docomo(ドコモ)で取り扱いが始まりました。
国産メーカーのAndroidスマートフォンは国内メーカーが独自の機能を盛り込もうと手を加えていきました。一方iOSは、Apple社の規格した端末でしか使えず、取り扱うキャリアでさえ独自のサービスを組み込むことはできませんでした。
しかし、それが功を奏しました。他社メーカーのAndroid端末は、機能を満載にする代わりにその操作性や安定性が失われてしまい、その結果、電話がかからなくなったり、電池が激しく消耗し半日しか持たなかったり、再起動を繰り返し使い物にならない等不具合が多く生じました。
その一方、iPhoneはまったくそのようなことはなく安定して使えた為使う人が増え、次第に日本人に定着していきました。
iPhoneの性能
現在発売されているiPhone6は処理能力も優れています。
ゲーム、SNS、インターネット全てにおいて万能に使えます。また数年前より搭載されたRetinaディスプレイは液晶画面の高解像度化を促しました。非常に画像等が美しく映り、他社の追随を許さないの技術力を世界に見せつけました。
iPhoneのデザイン
Appleのデザインはアルミ製等金属を使用する事が多く上品なフォルムで装飾されており、他社製のカラフルなプラスチック製品と一線を画したデザインが好まれその人気を欲しいままにしました。
iPhoneとSIMロック解除について
では、そんな人気のiPhoneを格安SIMで使ったり海外でも使えるようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
iPhoneのSIMロックの仕組みや、docomo、au、ソフトバンクのiPhoneのSIMロックの現状を確認した上で、iPhoneのSIMロックを解除してSIMフリー化する方法を見てみましょう。
iPhoneのSIMロックの仕組み
iPhoneのSIMロック自体はdocomo(ドコモ)や、au、SoftBank(ソフトバンク)が管理しているわけではありません。
iPhoneのSIMロックはApple社が管理しています。
iPhoneをdocomo(ドコモ)やau、SoftBank(ソフトバンク)で契約するとき、この時点ではまだSIMフリーの状態と変わりません。しかし、契約の段階で1つ1つのSIMの番号を端末と結びつけるようにAppleに申請をします。その時SIMカードを発行した会社と端末が結びつきSIMロックがかかるようになっています。
docomoやau、SoftBankで買わないSIMフリーiPhoneという選択肢もある
上述の通り、docomo(ドコモ)やau、SoftBank(ソフトバンク)でiPhone購入するとSIMロックが発生します。
それとは別にApple社の販売店から直接購入することができます。これが、SIMフリーiPhoneです。
国内Apple storeまたはインターネットApple online storeから購入が可能です。
SIMフリー版のiPhoneであれば自由に携帯キャリアを選ぶことができますが、携帯キャリア版のように毎月の割引等は無いためやや割高になってしまいます。
各キャリアのiPhoneのSIMロック状況
それでは、ドコモ、au、ソフトバンクの各キャリアのiPhoneのSIMロック状況を見てみましょう。
docomo(ドコモ)のiPhone5C, 5S, 6, 6 Plus
docomo(ドコモ)版はSIMロック解除せずに国内のMVNO会社の大半は使用可能です。ですので単に格安SIMが使いたいという方はSIMロック解除せずに使用する事ができますが、海外で使用することを考えるとSIMロック解除は必須になります。
docomoのiPhoneならSIMロック解除しないで使えるMVNO・格安SIM会社は以下になりますが、選びきれないひとはSIMチェンジのおすすめ格安SIM診断で自分にぴったりの格安SIMを見つけてみてはいかがでしょうか。
- docomo(ドコモ)のiPhoneならSIMロック解除をしないで使えるMVNO
- IIJmio
- OCNモバイルONE
- 楽天モバイル
- DMM mobile
- mineo
- b-mobile
- ぷららモバイルLTE
- U-mobile
- BIGLOBE
- FREETEL
- NifMo
auのiPhone4S, 5, 5S, 5C, 6, 6 Plus
au版のうち5Sと5CのiOSバージョンがiOS 7台の場合に、au系MVNOのmineoが使用可能になります。
4SはLTE未対応の為使えず、5もiOS 6台の場合は使用可能ですが、LTEの対応アンテナが少ないため使うのが不便であり、mineo公式ではサポート対象外となっています。
また、6、6 PlusではmineoのSIMカードがiOS 8では動作しないためサポート対象外になっています。
SoftBank(ソフトバンク)のiPhone4, 4S, 5, 5S, 5C, 6, 6 Plus
現在SoftBank(ソフトバンク)系の格安SIMの会社はなく、SoftBank(ソフトバンク)版をそのままでは他社で使う事は不可能です。
SIMロックを解除するファクトリーアンロック
では、SIMロックのかかったiPhoneをSIM解除する方法はあるのでしょうか?
2015年5月から施行された、総務省のSIMロック解除の義務化の中に対象になっていれば、2015年5月以降に購入した端末はSIMロックを各キャリアで正規に解除してもらうことができます。
もしもSIMロック解除ができないとなった場合や、過去販売されたシリーズを使いたい場合は、ファクトリーアンロックという方法を使用する事になります。
このファクトリーアンロックは日本国内では正規代理店が無いため海外の業者を利用する事になります。そのため英語等での説明を読んだりする必要があったり、また、騙されて損をしたりするリスクもありますのでご注意下さい。
現在ファクトリーアンロックの有名な所としては「小龍茶館」というサイトで受付しており、代表者は日本の方のようで、他に比べて比較的安心できる業者のようです。ですが、全て自己責任でお願いします。ファクトリーアンロックは高額で、SIMロック解除は約3万円~という費用がかかります。そのため二の足を踏む方も多いようです。
また、端末購入時の割賦代金が払いきれてなかったりした場合や、修理が発生した場合に解除したSIMロックが再びロック状態になってしまうこともあるため、Apple storeからiPhoneのSIMフリー版を購入した方が安心だと思います。
ファクトリーアンロックについての詳細や、注意点、ファクトリーアンロックを行っているサイトの紹介は、ファクトリーアンロック総まとめ!iPhoneをSIMロック解除で行っていますので、こちらもご覧ください。
SIMロック解除してiPhoneをSIMフリー化、まとめ
iPhoneのSIMロック解除しSIMフリー化する方法を紹介しました。
- iPhoneは各キャリアでロックがあるため、docomo(ドコモ)、au、はできるだけMVNOを使うように考えた方がよい。
- ファクトリーアンロックということもできるがリスクが高く、解除費用も高額になる。
- SIMロックフリーを求める場合Apple storeで購入したら割引などはないが、保証も受けられるため安心して使用できる。
docomo(ドコモ)やauであれば格安SIMカードを使用することも可能ですので、そちらも検討されると良いでしょう。
SoftBank版の場合は現状ではSoftBankでしか使えません。docomoに乗り換える方法を取るか、SIMフリー版を購入して格安SIMを使うようにしましょう。
docomoやauのiPhone、SIMフリーiPhoneをお持ちの方は、ピッタリの格安SIMを格安SIMおすすめ診断から見つけてみましょう。