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オレンジ投げ合う伝統の祭り イタリア2月8日 8時17分
イタリア北部の町で、7日、7000人の人たちが民衆と兵士の役に分かれて大量のオレンジを投げ合う伝統の祭りが始まりました。
この祭りは、イタリア北部の町、イブレアで毎年行われているもので、12世紀、圧政に苦しむ民衆が反乱を起こして領主を追い出した出来事にちなんでいます。
祭りは、民衆役と領主を護衛する兵士役に分かれて行われ、民衆たちが、馬車の荷台に乗った兵士たちに向けてオレンジを一斉に投げつけました。一方の兵士たちも荷台の上から応戦しますが、民衆の勢いに圧倒され、退散していました。3日間行われる祭りには、合わせて7000人が参加し、イタリア産のおよそ600トンのオレンジが使われるということです。
参加した地元の男性は「外から来た人には変だと思われるかもしれませんが、ここで生まれたからには、この祭りを経験しないわけにはいきません」と話し、別の男性も、オレンジをぶつけられたのか鼻血を出しながら「祭りの熱気を感じ楽しいです」と話していました。また、ニューヨークから観光で訪れた女性は「ずっと来てみたいと思っていた夢がかなって本当にうれしいです」と話していました。
祭りは、民衆役と領主を護衛する兵士役に分かれて行われ、民衆たちが、馬車の荷台に乗った兵士たちに向けてオレンジを一斉に投げつけました。一方の兵士たちも荷台の上から応戦しますが、民衆の勢いに圧倒され、退散していました。3日間行われる祭りには、合わせて7000人が参加し、イタリア産のおよそ600トンのオレンジが使われるということです。
参加した地元の男性は「外から来た人には変だと思われるかもしれませんが、ここで生まれたからには、この祭りを経験しないわけにはいきません」と話し、別の男性も、オレンジをぶつけられたのか鼻血を出しながら「祭りの熱気を感じ楽しいです」と話していました。また、ニューヨークから観光で訪れた女性は「ずっと来てみたいと思っていた夢がかなって本当にうれしいです」と話していました。