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サウジアラビア・UAE「地上部隊派遣の用意」2月8日 5時20分
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内戦が続くシリアのアサド政権と対立するサウジアラビアやUAE=アラブ首長国連邦の政府要人が、シリアに地上部隊を派遣する用意があると相次いで発言し、ロシアやイランの支援を受けて大攻勢をかけているアサド政権側をけん制するねらいがあるものとみられます。
UAEのガルガシュ外務担当国務相は7日、記者会見で、シリアでの過激派組織IS=イスラミックステートとの戦闘に関連して、シリアに地上部隊を派遣するつもりがあるのか問われ、「数千人の規模にはならないものの、地上部隊は派遣すべきだ」と述べ、派遣の用意があることを明らかにしました。
これに先立って、サウジアラビアも4日、アシリ国防相顧問がメディアに対し、「シリアに地上部隊を派遣する用意がある」と発言していました。
アサド政権と対立する両国は、反政府勢力への支援を続けていて、今回、地上部隊の派遣に言及したことで、イランやロシアの支援も受けてシリア北部などで大攻勢をかけているアサド政権側をけん制するねらいがあるものとみられます。
こうした発言を受けて、シリアのムアレム外相は「シリア政府の許可なく地上部隊が介入してきた場合は侵略行為と見なす。部隊の隊員らは、棺おけに入って帰ることになるだろう」と強く警告しています。
これに先立って、サウジアラビアも4日、アシリ国防相顧問がメディアに対し、「シリアに地上部隊を派遣する用意がある」と発言していました。
アサド政権と対立する両国は、反政府勢力への支援を続けていて、今回、地上部隊の派遣に言及したことで、イランやロシアの支援も受けてシリア北部などで大攻勢をかけているアサド政権側をけん制するねらいがあるものとみられます。
こうした発言を受けて、シリアのムアレム外相は「シリア政府の許可なく地上部隊が介入してきた場合は侵略行為と見なす。部隊の隊員らは、棺おけに入って帰ることになるだろう」と強く警告しています。