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まるで映画。火星の乾ききった360度映像に息を呑む

sorae.jp 2月2日(火)15時45分配信

現在火星では「無人探査機のキュリオシティ」が火星の成り立ちに関するさまざまな謎を解明するために活動しています。今回NASAが公開した画像は、キュリオシティが撮影した火星の360度映像。57枚のバラバラな写真をつなぎあわせて作られたこの映像では、「もし火星に降り立ったらどんな風景がみられるんだろう…」という疑問を一瞬で解き明かしてくれます。(動画URL:https://www.facebook.com/MarsCuriosity/videos/vb.110938085622842/923746871008622/?type=2&theater)

それにしても、360度どこを見ても砂と岩と乾ききった山しかありません。民間宇宙開発会社「スペースX」でCEOを務めるイーロン・マスク氏は「火星への移住は人類の未来のために絶対必要だ」と力説していますが、はたしてこんな星に移住することはできるのでしょうか? ちょっと想像もつきませんね。

現在キュリオシティは初めて火星の砂丘に到達し、ミッションを続けています。そのアームの先端にはカメラ(MAHLI)が搭載されており、このように自撮りを投稿することもできます。
 
NASAの計画によれば、人類が火星に到達できるのは2030年代。あるいはスペースXの計画がうまく行けば、2025年までには火星の有人探査が行われるはずです。映画「オデッセイ」では火星に取り残された宇宙飛行士が必死に生き残ろうとする姿がうまく描写されていましたが、この乾ききった星に人類が移住するためには、相当な努力が必要なことは想像に固くありませんね。

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最終更新:2月2日(火)15時45分

sorae.jp

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