「人工衛星」、地球回る軌道に

衝突避けるため監視

2016年2月7日 21時30分

 米CNNによると、米戦略軍は7日、北朝鮮から発射された事実上の長距離弾道ミサイルから分離された二つの物体が、地球を回る軌道に投入されたことを明らかにした。人工衛星との衝突を避けるため軌道データも公表した。

 同軍統合宇宙運用センターは、宇宙ごみが人工衛星に衝突するのを回避するため宇宙の状況を監視。レーダーによって確認された人工衛星などの軌道データをインターネットで公表している。

 北朝鮮が「人工衛星」と主張する物体にも二つの番号が割り振られて、地球を回る物体として認定されたが、電波を発信できる人工衛星であるかどうかは分かっていない。

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