ソフト開発のトピックス-PR-
「COBOL人材減少は避けられない」、日立がCOBOLアプリのJava変換サービス開始
日立製作所は2016年2月16日、COBOLアプリケーションをJavaアプリケーションに変換するサービスの提供を始める。COBOL技術者の減少は避けられないとみて、COBOL資産からの脱却を顧客に促す。2020年までに累計10億円のビジネスに育てたい考えだ。
レッドハットと協力して作り上げた新サービスの「COBOLマイグレーションサービス」は、ツールを活用してCOBOLからJavaへの移行(マイグレーション)を支援するサービスだ。提供する機能は移行プロジェクトの工程別に三つの内容に分かれる。
プロジェクトの最初に取り組む分析工程において、現行システムの仕様をリバースエンジニアリングする「現行システム資産分析支援」機能を提供する。「ドキュメントが無い、あってもプログラムと乖離しているというのが多くのCOBOL資産の現状」と情報・通信システム社 アプリケーションサービス事業部 サービスソリューション本部 サービス統括部の広瀬雄二担当部長は話す。
移行にはブラックボックス化した仕様の掘り起しが欠かせない。移行が正しく実施できたかを確認するテストを正しく実施したりするためだ。今回、日立は独自開発の「ALM(Application Lifecycle Management)システム」と呼ぶツールを使って、プログラム同士の呼び出し関係やサブルーチンなどを解析して図や表にまとめる。「利用部門での確認が必須だが、ある程度の業務フロー図も生成できる」(広瀬氏)。
連載新着記事一覧へ >>
- 「Windows 7、最新CPUでは来夏でサポート終了」、波紋呼ぶMSの方針変更 (2016/02/05)
- 「今回はハシゴ外しません」日本MS社長、Windowsスマホ再挑戦に自信 (2016/02/04)
- LRMがクラウド上の個人情報管理規格「ISO27018」認証取得支援サービス開始 (2016/02/04)
- 文化庁メディア芸術祭アート部門、大賞は「プログラムコード」 (2016/02/03)
今週のトピックス-PR-
ITpro Special
What's New!
Pick Up!
- MS、サーバー診断サービスを無料で実施
- 業務と不正、内部犯行をITは判別できる?
- Ruby biz グランプリ2015
- 動き出したFintechを支えるICT基盤とは?
- Windows10への引っ越しツール
- 京セラのアメーバ経営を支援するクラウド
- クラウドビジネスの立ち上げを支援します!
- Azure採用の4つのポイントとは
- 一流のIT技術者を育成するには
- サイバー攻撃は「制御、記録、監視」で防ぐ
- 標的型攻撃防御にも威力、注目の仮想化技術
- 行政関係者が語る金融ITの現在
- 先進事例からIoTビジネスの可能性を探る
- 利便性とセキュリティを両立 IP音声通話
- マイナンバーの流失を防ぐ対策を公開
- 目指すべき「顧客体験」向上の近道は
- ストレージは今、50年に一度の大変革期に
- ソフト開発の圧倒的な作業効率を実現
- 機内モードでもスマホを使い倒す方法とは
- せっかくのタブレットが使われない理由とは
- これからのWAF/DDoS対策の形とは?
- 人工知能で進む人の言動・感性の理解と活用
- オンプレミスかクラウドかで迷ったときは?
- なぜ現場はIT部門に期待しなくなったのか
- 味の素や熊谷組に見るクラウド化のポイント
- ワークスタイル変革/成功と失敗の分かれ目
- モバイル時代のワークスタイル変革とは?
- 富士通≫社内システム完全クラウド化の挑戦
- 2016年サイバー脅威を予測した結果、、、
- APIをビジネスに役立てるためのヒント
- サイバーテロ対策フォーラムReview
- ベンダーに訊く、IoT時代のICTの役割とは
- “アイデアエコノミー”の時代がやってきた
- 変化に強い企業システムを作る方法とは?
- 池澤あやかがIBM Bluemix Watson APIを学ぶ
- 次世代クラウドでシステム開発を高速化!
- 競争力を生むデジタル時代のICT基盤とは?
- 緊急実施!コンタクトセンター業務意識調査
- デジタル変革に向けた次世代基盤構築を支援