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米石油メジャー 原油価格値下がりで業績悪化2月3日 7時51分
アメリカの大手エネルギー会社の去年10月から12月までの決算は、原油価格の値下がりを受けて大幅な減益となるなど、業績の悪化が鮮明になっています。
アメリカ最大手のエネルギー会社、エクソンモービルが2日に発表した決算によりますと、去年10月から12月までの売上高は598億ドル(日本円でおよそ7兆2000億円)で、前の年の同じ時期より31%減少しました。最終利益は27億8000万ドル(3300億円余り)で58%減少しました。これは、原油と天然ガスの生産量は増えたものの、原油安で販売価格が低下したためです。
また、同じくエネルギー会社のシェブロンは、最終損益が5億8800万ドル(700億円余り)の赤字に転落しました。
原油価格は先月、ニューヨーク原油市場でおよそ12年4か月ぶりに1バレル=26ドル台まで値下がりしたあと、いったん34ドル台まで上昇しましたが、2日も一時、再び30ドルを割り込むなど下落に歯止めがかかっていません。
アメリカでは中小企業を中心にシェールオイルを開発する企業の破綻が相次ぎ、原油安の長期化によって石油メジャーの業績も急速に悪化していて、各社は設備投資の縮小や人員削減を進めることにしています。
また、同じくエネルギー会社のシェブロンは、最終損益が5億8800万ドル(700億円余り)の赤字に転落しました。
原油価格は先月、ニューヨーク原油市場でおよそ12年4か月ぶりに1バレル=26ドル台まで値下がりしたあと、いったん34ドル台まで上昇しましたが、2日も一時、再び30ドルを割り込むなど下落に歯止めがかかっていません。
アメリカでは中小企業を中心にシェールオイルを開発する企業の破綻が相次ぎ、原油安の長期化によって石油メジャーの業績も急速に悪化していて、各社は設備投資の縮小や人員削減を進めることにしています。