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中国の強豪サッカーチーム 規定違反で罰金の処分
2月4日 5時42分

アジアサッカー連盟は、去年アジアのナンバーワンクラブとなった中国の強豪チームに対し、スポンサーの商業的な権利を侵害するなど、複数の規定違反があったとして、およそ2000万円の罰金などの処分を科すと発表しました。
処分を受けたのは、去年、サッカーのACL=アジアチャンピオンズリーグで優勝した、中国の強豪チーム「広州恒大」です。
アジアサッカー連盟が3日発表したところによりますと、広州恒大は、去年11月に中国南部の広州で行われたACL決勝のホームの試合でスポンサーの商業的な権利を侵害したということです。
広州恒大はこの試合で、ユニフォームに書かれたスポンサーである日産自動車の中国の合弁会社「東風日産」のロゴを、一方的にクラブの関連会社のものに変更したとして問題になっていました。
広州恒大はこのほか、対戦相手の非公開練習の不正な撮影や試合の安全対策の重大な不正など、複数の規定違反が確認されたということです。
このためアジアサッカー連盟は広州恒大に対し、16万ドル(日本円でおよそ2000万円)の罰金と1試合の無観客試合の開催の処分を科すことを決めました。
スポンサーのロゴの一方的な変更を巡っては、東風日産が広州恒大に対して損害賠償を求める訴えを起こしており、今回、アジアサッカー連盟は厳しい姿勢を示した形です。

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