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北朝鮮「人工衛星打ち上げる」国際機関に通告2月2日 23時20分
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北朝鮮で事実上の長距離弾道ミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあるなか、北朝鮮が2日、船舶の航行の安全に取り組む国際機関に対し、今月8日から25日の間に人工衛星を打ち上げると通告したことが明らかになりました。
ロンドンに本部があるIMO=国際海事機関の広報担当者によりますと、2日、北朝鮮政府から「今月8日から25日の間に地球観測衛星を打ち上げる」という通告を受けたということです。打ち上げの時間帯は、ピョンヤン時間の午前7時から正午まで(日本時間の午前7時半から午後0時半までの間)だということです。
IMOは、打ち上げの方角など詳細については、加盟国に通知したあと明らかにするとしています。
また、スイスに本部のある通信の周波数などを管理するITU=国際電気通信連合も2日、ジュネーブの北朝鮮代表部を通じて「人工衛星を打ち上げる」という通告を受けたということです。打ち上げの時期や衛星の軌道、周波数など、必要な情報がそろっていないため、今後、追加の情報を求める方針だということです。
北朝鮮は2009年以降、「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを3回にわたって発射していて、いずれもIMOなどの国際機関に事前に通告しています。
北朝鮮では、北西部のトンチャンリ(東倉里)にある事実上の長距離弾道ミサイルの発射台に覆いのようなものがかけられ、発射台付近での人や車両などの動きが活発になるなど、ミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあり、日本など各国政府が警戒を強めています。
IMOは、打ち上げの方角など詳細については、加盟国に通知したあと明らかにするとしています。
また、スイスに本部のある通信の周波数などを管理するITU=国際電気通信連合も2日、ジュネーブの北朝鮮代表部を通じて「人工衛星を打ち上げる」という通告を受けたということです。打ち上げの時期や衛星の軌道、周波数など、必要な情報がそろっていないため、今後、追加の情報を求める方針だということです。
北朝鮮は2009年以降、「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを3回にわたって発射していて、いずれもIMOなどの国際機関に事前に通告しています。
北朝鮮では、北西部のトンチャンリ(東倉里)にある事実上の長距離弾道ミサイルの発射台に覆いのようなものがかけられ、発射台付近での人や車両などの動きが活発になるなど、ミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあり、日本など各国政府が警戒を強めています。