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日商会頭 タイ暫定首相と会談 TPP参加呼びかけ
2月2日 4時56分

日商会頭 タイ暫定首相と会談 TPP参加呼びかけ
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東南アジアを訪問している日本商工会議所の三村会頭は、タイのプラユット暫定首相と会談し、日系企業がタイを拠点に生産活動を続けるためにも、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に参加するよう呼びかけました。
日本商工会議所では、三村会頭をはじめ79人の企業経営者らからなる経済ミッションを東南アジアに派遣しており、1日はタイのプラユット暫定首相と会談しました。
この中で三村会頭は、4日、ニュージーランドで署名式が行われるTPPについて、「タイは日本の製造業の一大拠点であり、日本とタイが協力して製品を作りTPP参加国に輸出すれば両国にとって大きなメリットになる」と述べTPPに参加するよう呼びかけたということです。
これに対してプラユット暫定首相は、「TPPは魅力的だが、国内で調整しなければならない案件もある。参加した場合の影響をよく研究したうえで結論を出したい」と述べたということです。
タイには日本の自動車メーカーなどが工場を設け、アジアの輸出拠点としており、三村会頭としては、日系企業が安定的に事業を続けるためにもタイのTPPへの参加が不可欠だという考えを伝えたものです。
会談のあと三村会頭は、「TPPにはベトナムやマレーシアが入っており、タイが参加しないと、日系企業がアジアの生産能力を増強するときにタイが不利になる可能性がある」と話していました。

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