張本勲氏【拡大】

　野球評論家の張本勲氏（７５）が７日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」（日曜前８・０）の名物コーナー「御意見番スポーツ」に登場。元プロ野球選手の清原和博容疑者（４８）が覚せい剤所持容疑で逮捕された事件について、初めて語った。

　張本氏は開口一番、「話したくないよ、涙が出そうだよ、悔しくて。目の前におったらぶん殴ってやりたい。ものすごく好きだからね、彼を」と思いをぶちまけた。

　名球会イベントの際、佐々木(元横浜)がマウンドに上がると、自らの打席を清原容疑者に譲ったことを振り返り、「(清原容疑者が)ヒットを打ったんですよ。喜んでね、(ベンチに)帰ってきたら、涙ぐんでるんだもの。まさか、こんな(覚せい剤所持)ことやってると思わないじゃない」と続けた。

　さらに、清原容疑者に対して「日本には島国がいっぱいあるから。一人で５年から１０年行って更生してもらいたい」と厳しい表情で話した。

　また、同コーナーにゲスト出演した野球解説者の田尾安志氏(６２)もコメント。「楽天の監督だった２００５年に、『もしかしたら清原がとれるかもしれない』と球団から話があった。もし、来てくれていれば、違う方向にいっていたかも」と、清原容疑者の逮捕に残念そうな表情をみせた。