どうも!コバヤシです。
ポジ熊さんが、ぼくの三国志の記事に触発されてこんなの書いてました。
何をう。こんなの書かれては歴史好きゲーム好きを自認しているぼくがスルーするわけにはいかないではないか。もっとマニアックなものを紹介せざるを得ないよね!かといって『天舞』や『龍王三国志』は手元にないしみんなも遊べないだろうし…。紹介してみんなが遊ぼうと思えば遊べるヤツじゃないと…。というわけで『三国鼎立2』をご紹介させていただきます。随分昔からあるフリーゲームです。知ってる?
三国鼎立2とは
ソフト名:三国鼎立2
ジャンル:三国志SLG
ソフト紹介:このソフトは後漢末期から魏呉蜀王朝中期(西暦184年から263年)までの 最も華やかな三国志の時代を対象とする歴史シミュレーションゲームです。1人で1万人と闘える豪傑や、1人で1国を維持できる大政治家を用い、政策と戦争によって大国を興して行きます。
プレー時間:ビギナーの方で、6~9時間。慣れた方なら5時間前後。
ゲームの難易度:やや高めだと思います。(ややマニア向け。)楽しみの焦点は、人材の運用と配置による、戦略・経営部門。
引用元:北の軍神(三国鼎立サイト)
今更「三国志」かよ、と思った皆さん、損してますよ。
『三国鼎立2』は国家経営とその戦略にのみ特化したなかなか骨太なシミュレーションゲームなのです。なかなか難しく、無茶苦茶面白いです。今からその面白さを説明いたしましょう。
え?『1』?ぼくも知りませんねん…。
内政のままならなさ
内政は評定を開き、そこに参加した武将たちの意見のうち、採用した意見をオートで行います。選ぶだけでラクチン。ラクチンなのですが、そこにワナが。例えば、全員が戦争したがっている場合、いくら君主であるぼくが「内政したいなぁ」と思っていても「戦争じゃ!」という意見しか選べずにズルズルと戦争被害が拡大していくことだってあり得るんです。その逆もしかり。やっと打って出るべき場面になったのに、みんな尻込みしちゃってたら出兵すらできません。どんなときでも曹操なんかは人材を探したがってばっかだし、劉備は仁政を布きたがるとか、わりかし阿呆です。
戦争のままならなさ
戦争は先鋒と参謀が出陣して行います。上の画像で左が劉備軍、右が孫堅軍ですが、上段が先鋒、下段が参謀になります。なかなか両軍豪華なラインナップですね。
戦争で勝つには、戦争するまでに内政で勝つ状況を作り上げていく必要があります(ていうか、それがこのゲームの全てであり超絶面白いところです)。
戦争は上のような画面でオートで行われます。それぞれの武将がしゃべるテキストが出てきてなかなか楽しいですよ。
さて、戦争で大事なのは参謀です。参謀は「兵法」のパラメータが高いほど優秀で、このパラメータ次第で戦況はどちらにも転びます。参謀の計略で一気に敵が崩れていくのです。それを防ぐのもまた参謀。もちろん、先鋒も優秀であればあるほどいいのですが、参謀ほど重要ではありません。
人材のままならなさ
このゲームでも重要な人材ですが、パラメータはゲーム毎にランダムです。毎回新鮮な気持ちでプレイできるネ。さすがに孔明がボンクラになることはありませんが、周瑜が孔明をもしかしたら凌ぐかもしれない、程度の変化率といったらわかるでしょうか。しかもその数値は登場時には見えません。いっぱい仕事をしてもらって、理解が深まって数字が見えてくるのです。
そして、彼らはよくしゃべります。
色んな場面で色んなことをしゃべりだすので、面白いですよ。
その他、三国志らしさ
戦争や内政でも結構「三国志らしさ」を感じるこのゲームですが、他にも「ああ、三国志だなぁ」と思うシステムやギミックがあります。
まず、領土を無くした勢力は流軍となって各地を荒らしまわり、時には復活する。そこから領土拡大するヤツとかいるんです。呂布みたいでしょ。プレイしてると劉備なんかはそういうことになりがちですが。
そして、各都市を結ぶ道に種類があって、それによって攻めやすさ守りやすさが格段に違うということがあります。これはこのゲームの一番スゴいところだと思うのですが、攻めやすさ守りやすさがあるために、どうしても最終的に勢力が中原と江南と巴蜀の3つに分かれてくるのです。大体そうなります。魏呉蜀にわかれたのは歴史的地理的な必然だったんだな~と感心することしきりですよ。
みな遊べい
どうですか、シンプルなシステムで『三国志if』をバッチリ体験できるこのゲームは。
ナニ?良くわからない?じゃあとにかく遊んでみ。とにかく遊べばわかります。フリーだし、気楽にダウンロードすればいいじゃないの。そうすれば納得していただけると思います。
ダウンロードは公式サイトからどうぞ。
ではまた。