本日午前9時31分、北朝鮮によって「人工衛星」と称する事実上の長距離弾道ミサイルが沖縄県方向に向けて発射された。
日本には落下物等なく事無きを得たが、国内に動揺が走ったのは確かだ。
北朝鮮が、国際社会での避難の中、強硬に踏み切るのはなぜだろうか…
数ある国の政策を①民主主義↔︎独裁主義 ②資本主義↔︎社会主義 の2軸で4分割すると、北朝鮮は典型的な「独裁主義・社会主義」国家だ。
市場経済の原理は働かせずその主導を一部の独裁者が担い国を営む為には、国民が自国に誇りを持ち、独裁政権に賛同させ続けなければ、ならないのだ。
それは、リビア然りチュニジア然り、独裁者が不平によって解放されて歴史が物語っている…
で、今回のミサイル発射…
国力のなく、国際的避難により外交が制限されている国にとっては、こういった形でしか、国内外に対して、自己を示せない…
北朝鮮国民は、自国の科学技術、国際的地位の向上と謳われ、大いに喜んでいることだろう…真実は更なる国際的避難にさらされているとも知らずにだ…。
一方で、連日報道される元プロ野球選手・清原和博氏の覚醒剤取締法違反容疑について、本日も北朝鮮・ミサイル発射のニュースと並んで報道される…。
報道では、高校時代の盟友・桑田真澄氏が清原氏から3年前から関わりを拒否されていたことを明かした…
桑田氏が語るように、桑田以外にスター選手や番長と言われる清原の悪行を誰も止められなかったことだろう…。おそらく、身近な知人は、疑惑があったのだろうにだ…
縁遠い、二つのニュースだが、
- 他の誰も指図や助言ができない状況にある…
- そして、二人とも窮地に追い込まれていた…
という2つの共通点…勝手ながら縁遠く思えず、この2つの事象を重ね合わせた…。
金正恩にしても、清原和博にしても、更なる避難を受けた時、人はどのような行動を起こすのだろうか…。窮地に追い込まれた状況下において、耳を傾ける相手がいないことは、考えただけでも恐ろしい…
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