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 7日午後1時半ごろ、JR関西線の四日市発名古屋行きの普通列車で、「車内から異臭がする」と、JR東海の指令センターから119番通報があった。

 同社などによると、乗客20人が乗った2両編成の列車が弥富駅(愛知県弥富市)に停車中、「車内がアンモニア臭い」と乗客の一部から報告があった。同社は、乗客全員を同駅で降ろした後、別の駅まで回送走行させて車両点検した。けが人はなかった。

 消防によると、化学物質や有機溶剤などは見つからず、臭いの原因は特定できていない。愛知県警中村署で引き続き調べている。

 異臭騒ぎの影響で、JR関西線は午後2時10分から約1時間45分にわたり名古屋―桑名駅間の上下線で運転を見合わせ、約4750人に影響した。