まず初めに問いたい。現在ブロガーとしてある程度結果を残している人に、サロンやセミナー受講者だった人はいるだろうか?
確かに、人気ブロガーも多く参加しているサロンやセミナーはあるが、多くの人がすでに結果を出した後、付き合いとして参加しているだろう。純粋にサロンやセミナーのおかげで結果を出せるようになった人は聞いた事がないので、いるなら是非とも教えてほしい。
人気ブロガーの多くはひたすら記事を書くことを優先し、その過程でファンを獲得し、独自のノウハウも積み上げてきている。現状稼げていないブロガーの多くは、記事の作業量が圧倒的に不足しているから稼げていないケースが多い。
もちろん、コンテンツをひたすら詰めれば稼げるようになるわけではない。また、SEOといったノウハウやブログのデザインが不要と言うつもりもない。
ただ、記事数が数百に満たず、月数万円も稼げていない段階なら、まず記事を書くことだけに集中すべきである。
そして、ある程度コンテンツを詰めた後に
▶ Google Analyticsやサーチコンソールからメディアの方向性を考える
▶ SEO対策
▶ アフィリエイトやデザインの「最適化」
以上の3つを行った方が結果は出やすいはずだ。
個人的にも、アドバイスし易いのはコンテンツ(記事)がしっかりと入っている人である。コンテンツが無い人にアドバイスしようにも、コンテンツの追加が順調に行われるかどうかもわからないし、メディアとしての方向性も見えない。
もちろん、コンテンツを大量に詰めている人でも、メディアとしての方向性がわからないケースはあるが、コンテンツを詰めれる人なら、企画段階からしっかりと考えてメディアを作れば、ある程度の結果を出す事が出来るだろう。
ポジ熊氏にかんしては批判もあるようだが、彼のコンテンツを詰めるという事自体を目標にする事は悪く無いかと思う。
逆に、本気で稼ぎたいと思っている人はこれぐらい出来なければ難しいと思った方が良いかもしれない。それぐらい今メディアに求められているのはコンテンツの「量」である。
ノウハウを学ぶのは中級者以上でOK
コンテンツを詰めるという事自体が難しい人は、編集者の立場として、コンテンツを丸ごと外注化しても良いかと思う。実際、アフィリエイターの多くは、このようにして稼いでいる。
昨今キュレーションサイトに高値が付き、サイト自体が売買されるのも、コンテンツが勝手に増えていき、検索エンジンからのアクセスが増える事で、広告収入も増やすことが出来るサイトからだ。
パクリは推奨できないが、コンテンツを供給できない人は、いくらノウハウを学んでも成果を出すことは難しいと考えるべきである。
もちろん、あなた自身が有名人だったり、ポテンシャルがある人なら別である。
noteはただの集金ツール
セミナーやサロンの延長として最近はnoteでコンテンツを販売する事が流行っている。noteでコンテンツを販売する事自体は批判するつもりはない。
ただ、販売する情報に審査がない時点で、インフォトップ等の情報商材よりも悪質なものが多くなるのは当然である。ここでいう悪質とはそのnote価格の価値を持たないという意味である。審査がなければ悪質なものが増えるのは当然の事だろう。
はあちゅう氏の記事で「noteはただの集金ツールなんかじゃない」というものがあっが、彼女のnoteはただの集金ツールとしか思えないのである。
有料noteの中で、最も衝撃的だったのも、はあちゅう氏の下記noteだった。
ブログといった運営サイトではなく、「note自体の売上(一月分)」も有料noteとして毎月販売しているのである。ファンを金づるとしか思っていければ、ここまで鬼畜なことは出来ないだろう。
わかりやすく言えば、ファンクラブの売上もファンに売っているのである。
noteの売上の売上もコンテンツにして、その売上の売上も有料コンテンツにしてファンからお金を搾取することも、有名人なら許容されると考えているのかもしれない。
もしジャニーズがファンクラブの「売上」をコンテンツにして販売したり、ホームレスが「今月こじったお金(1ヶ月分)」をコンテンツにして販売したら、あなたはどう思うだろうか?個人的には、はあちゅう氏のnoteの売上1ヶ月分よりも興味はあるし、イケハヤ氏がビッグイシュー販売員を先導してやりかねないが、これを叩くなと言う方がおかしいだろう。
信者からお金を寄付してもらい運営される宗教と同じなので、やること自体が悪いとは言わない。ただ、世間から叩かれるのは当然ではないだろうか?
あなたが、この主張に対して腹が立つなら、新興宗教団体に入信している信者かもしれないと疑った方が良いかと思う。もちろん、新興宗教団体に入ること自体を悪く言うつもりはないが、知らずに入っているのはあまりにも不幸である。
本当にブロガーとして稼ぎたいなら、初めからノウハウなんていらない
ノウハウが生きるのは、ある程度収入を上げている人だけである。月数万円もいかない人はノウハウを集めるよりもメディアとしての方向性を考え、コンテンツをひたすら詰める事だけに集中すべきである。繰り返すが、ブロガーになる上で障壁になるのはコンテンツの供給量だ。
強いて必要なノウハウをあげるとすれば、ある程度の質のコンテンツをある程度の量書き上げるためのモチベーション維持の方法である。モチベーション維持の方法も万人に有効な手段は無いので、自分自身で適切なものを見つけなければならない。
サラリーマン等、決まったライフスタイルの中にブログの更新時間を毎日組み込むこと自体が難しい人は多い。毎日更新が出来ない人は毎日更新できるようになるにはどうすれば良いか考える事から始めてみよう。もちろん、これも有料ノウハウに逃げてはいけない。
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