2016.02.07 Sun posted at 15:55 JST
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ワシントン(CNN) 複数の米情報機関当局者は7日までに、リビアに入った過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の戦闘員が増えており、最大で6500人と以前の推定数字の2倍になっている可能性があることを明らかにした。
背景にはシリアへの侵入がより困難となっている現状があり、経由地のトルコなどからリビアへ転戦させていると見ている。戦闘員の増加傾向は昨年の下半期に強まっていたという。
6500人の数字は米軍諜報(ちょうほう)筋の最新情報に基づくものだが、情報機関内では異論もあり、戦闘員数はその半分程度との見方もある。
米政府当局者は6500人は最も有力な数字だが信頼性は低いと主張し、現段階で実際の人数についての確信はないと述べた。ただ、米国防総省はリビア内のISIS勢力の拡張を受け監視偵察飛行などの任務強化を求めている。
一方、イラクとシリア両国内でのISIS戦闘員は1万9000人から2万5000人の間で、以前推定された2万〜3万1500人に比べ若干減少した可能性があることもわかった。ISISの動向などの最新情報を知り得る立場にある2人の米政府当局者が明らかにした。ただ、あくまでも推定数字としている。
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