15年間、世界中のカジノを放浪して勝ち続けてきたプロギャンブラーのぶき。「『人生』とは自分軸で生きること、『賭け方』とはこの1時間をどう使うかの戦略だ」と言い切る。世間体から解き放たれ、「スマイル基準」で人生を勝ちへ導く男が語る生き様論。
〈第14回 死ぬまでに一度は見たい「世界のカーニバル」BEST5――15年間世界を歩いた旅の達人が厳選〉
イヤッホイ! 今年もやってきました、カーニバルという名のお祭りの季節。僕は15年間も旅をし続けた旅バカで、世界を6周半してきた。世界を感じるには、世界の人と触れ合うのがベスト。人と一番多く触れ合えるチャンス、それがお祭りだ。
海外のお祭りの時期は2種類ある。カーニバル時期か、それ以外か? それくらい海外のお祭りはカーニバルの時期に集中している。日本でお祭りといえばお盆あたりの時期を指すけれど、海外では例年2月~3月のどこかで不定期に開催している。今年は2月9日がFAT TUESDAYと呼ばれるクライマックスだ。
そして、日程が集中しているため、たくさんのカーニバルを見ては周れない。同じ年に複数のカーニバルを周ろうとするなら、お金をかけて飛行機で強引に移動したり、寝る間を惜しみバス移動で寝たりしていくしかない。ホテルは満室ばかりなので、空港で寝てまでも、カーニバルに参戦してきた。15年も旅すると、旅仲間とおしゃべりし、自分も参戦しまくることで、すごい数のカーニバル情報が蓄積できた。
お祭りの形態には2種類ある。参加型か観賞型か。日本のお祭りでいえば、神輿を担いだり、盆踊りしたりもできるのが参加型。それに対し観賞型は、京都の祇園祭やだんじりみたいにすごい催しモノを見て感動する。みんなで観賞しているのもおもしろいけど、参加したほうが、より祭りの雰囲気を感じれて楽しい。
海外のカーニバルを紹介するのにトップ10までは必要ないと思い、ベスト5から漏れたのを先にご報告。
⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1046301
フランス・ニースの花合戦
南仏ニースの花合戦では、美女がお花を投げてくださる。
メキシコ最大のカーニバルはベラクルス市で開催され、夜中3時でもメキシカン音楽が鳴り響き、踊りまくって飲み明かした。
パナマのカーニバル伝統の地ラス・タブラスでは、
「水かけ祭り」という名の大戦争が勃発する。
トリニダード・トバゴの紙吹雪大戦争
中米最大のカーニバルはパナマシティで開催され、紙吹雪を一斉に投げつけ合う。大都市だけにすんごい人の出の向こう側をパレードが通る。カリブ海のトリニダード・トバゴは訪れにくいけど、スティールパンというドラムの音も幻想的だ。
ドイツ・ケルンのカーニバル
ドイツ・ケルンでは、パレードをみる側もコスプレ。ケルン大聖堂の前もこの日はハロウィンみたいになる。この参加者側のノリもすてき。
ベルギー・バンシュの世界無形遺産カーニバル
ベルギーの世界無形遺産カーニバルのバンシュでは、パレード中にオレンジを配ってくれて、その後2日間の食事はオレンジと化した。
では、お待ちかね、旅の達人が選ぶカーニバル・BEST5。
どぅるるるるるるる、どぅっん♪
第5位、リオのカーニバル@ブラジル(観賞型)
リオのカーニバル
世界三大カーニバルって、不動のものではなくて実のところバラバラ。だけど、唯一リオだけは常に選出されている。つまり、カーニバルの王様。この街はカーニバル以外のときも、ノリが世界トップのひとつ。
第4位、みんなで太鼓を叩いて参加型のサルバドール・ブラジル
1か月前から日本人宿と呼ばれる日本人専用の安いホテルに泊まり、太鼓を練習して、カーニバルではパレードの出演者となり練り歩く。
第3位、仮面舞踏会ヴェネチア@イタリア
⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1046306
イタリア・ヴェネチィアの仮面舞踏会
写真を撮られまくるコスプレ側と、観光客のカメラマン側とで分かれる。ぜひコスプレして参加しよう。着物などの和服もウケル。写真の日本人女性は和風仮面舞踏会コスプレして、写真を撮られまくっていた。
第2位、オレンジ戦争。
オレンジを投げ合う奇祭。基本は観賞型。というのも、地元民しか参戦できないので。お祭り最後のほうで紛れ込めることもあるとのこと。
※参考動画⇒
http://www.youtube.com/watch?v=q9OFImaVclg
そして、
第1位はマジで世界最狂の『おっぱい祭り』。
男として生まれてこの祭りに行かないなんて人生の損失。それくらいヤバく楽しいお祭り。日刊SPA!読者さんにも是非体験してもらいたいので、詳細は次回、掲載予定♪
ちなみに、リオ市民のスタンスは、カーニバル終了の翌日から、「カーニバルまで、あと364日」と動き出す。リオ市民はカーニバルのために、生きてる。どこの国もいろんな不平不満やストレスが必ずある。年1回のお祭りを楽しみに生きて、ストレスを解消する。僕ら日本人は、外国人のストレス解消法から、改善するのもお勧め。
【ストレス解消日を作り、ストレスをリセットさせる】by 人生の賭け方
日本人はストレスをアップダウンさせながらも、常に保持している人が多い。飲みでも、旅でも、休日の遊びでも、長期休暇でも、なんでもいい。そこでストレスをゼロスタートできるように、思いっきり発散させる。ストレスをリセットすることで、今後に生じるストレスも「消せるストレス」と認識できて、ストレスを軽減させることが可能。これが、世界のカーニバルから学んだ日本人のストレス解消法。ぜひ、お試しあれ♪
【プロギャンブラーのぶき】※facebookフォロワーさん大歓迎
1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に
『勝率9割の選択』(総合法令出版)、
『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)
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