トピック「私を構成する9枚」について
松本です。
先にごめんなさいしておきます。僕の人生を9枚でまとめるのは無理でした。
だって結構生きてるんだもん。無理だよ。無理無理。なので、邦楽の9枚にしてください。洋楽をするかはわかりませんが、とりあえず全力で私を構成する(邦楽)9枚いってみます。
私を構成する9枚
やはり、結構悩みました。もっともっと選びたいアルバムがあったんですが、アルバムとしての出来と、自分の思い入れを優先して選びました。結構ジャンルがバラバラになったのは、同じような時代・ジャンルからは代表してこれ、みたいな感じで選んだからかと思います。ちなみに、もしあと一枚選べるなら、INUの「メシ喰うな!」かな。
それでは、順番にいきましょう。 ちなみに、紹介する順番に意味はありません。上の画像を作成するときにどう並べるとかっちょいいかってだけ考えてやりました。
eastern youth - 感受性応答セヨ
感受性応答セヨeastern youth
価格: 2,000円 / 3024円(CD)
posted with sticky on 2016.2.6
佳作続きだったイースタンが、とうとう殻を破った最高傑作だと思います。bloodthirsty butchersの「kocorono」と迷いましたが、昔から聴き続けているバンドで待ちに待った完璧な一枚ということで、こちらを選びました。
1曲目から最後まで捨て曲なし!先行シングルが2曲収録されていますが、それが霞むぐらいに全曲本当に良くて、特に1曲目から4曲目の流れは完璧と言ってもいいんじゃないでしょうか。これぞイースタンの真骨頂!男臭いパンクロックを聴きたい方にぜひオススメの一枚です。
RCサクセション - RHAPSODY
RCサクセションから選ぶならもちろんこれ!バンドスタイルのRC全盛期のライヴ盤です(正確には編集盤?)。後にライヴを全収録した「ネイキッド」が発売されましたが、僕は繰り返し聴いて全てが体に染み付いたこちらの方がしっくりきます。
「雨上がりの夜空に」「スローバラード」等の代表曲も多く収録されており、この一枚でロックバンドとしてのRCは堪能できることでしょう。また、日本の有名なロックンロール「上を向いて歩こう」のカバーもさすが!という出来です。ジャケットもかっこいい!
JAGATARA - ニセ予言者ども
暗黒大陸じゃがたら名義の「南蛮渡来」か迷いましたが、南蛮渡来で衝撃を受けた僕に、更に衝撃を与えた一枚ということで、こっちにします。
改めてここが完成系だった気がしますね。もはや「日本の」ファンクミュージックという必要はないでしょう。ファンクミュージックを代表する一枚です。4曲収録で40分という脅威の一枚。どれも素晴らしいですが、特に「都市生活者の夜」はじゃがたらを代表する一曲。てか、1300円って安過ぎ!100枚買うわ。
GAUZE - 面を洗って出直して来い
価格:2484円(CD)
ジャパニーズハードコアの重鎮、GAUZEの衝撃的な一枚。GAUZEで一番良いアルバムを選ぶとしたら、これではないかもしれませんが、最初に聴いてどっぷりハマった一枚なのでこれにしました。1曲目「栄枯盛衰」からの「面を洗って出直して来い」は何度聴いてもかっこいい!
名古屋のライヴハウスHuck Finnに、友人たちと車で遠征したあのライヴは人生最高の経験でした。もうあんなすごいライヴは絶対に経験できない、過去現在未来最高のライヴでした。ガーゼ最高すぎるよ!!これ以外のアルバムも全部いいので、これを入門として他のアルバムもぜひ聴いてください。
THE BLUE HEARTS
皆さんご存知、ブルーハーツのデビューアルバム。デビューアルバムはそれまでの人生全てかけて作ったとヒロトが言ったように、他のアルバムとは完成度が別格ですね。リンダリンダがあまりにも有名ですが、そのリンダリンダをラストに持ってくるのは、他の曲に自信がないとできないでしょう。
真っ暗な部屋で、耳が壊れてもいいぐらいの爆音で、ベッドに座り、このアルバムを繰り返し、繰り返し、聴いていたあの頃があるから、今の僕が存在していると言っても過言でありません。素晴らしいやかっこいいよりも、ありがとうという言葉を送りたい一枚です。
BLANKEY JET CITY - Bang!
ブランキーから1枚は絶対に選ぶつもりだったんですが、やはり「C.B.Jim」と迷いましたね。まー、どっちかでしょう。個人的にはC.B.Jimまでいくと、何曲かは、世界観がちょっとくどいかなーって気もするんですよね。そういう意味ではこのアルバムは絶妙の世界観ですね。架空の街に架空の人物を当てはめ、そこに毒を足して行くというブランキーの世界観の始まりの一枚じゃないでしょうか。ギラギラに尖ってた時代の一枚です。
村八分 - ライブ
価格:2592円(CD)
「どうせ日本のパンクなんて」と思っていた僕の固定観念を、最初のギターのワンフレーズだけで粉々に砕いた村八分。初めて聴いた時の衝撃は9枚の中で一番かもしれません。とにかく衝撃の一枚。
Charがピストルズを初めて聴いたとき「これ村八分と一緒じゃん」と言ったのは有名な話ですが、どちらもストーンズからの影響が大きかったからでしょう。ジャケットの不気味な雰囲気も村八分をよく表していると思いますね。主要メンバーはすでに死去されましたが、僕も死ぬまで聴き続けますよ。
よしだたくろう - 今はまだ人生を語らず-1
当時はまだよしだたくろうだったんですね。初期の名盤です。これも「元気です」とどちらか迷ったんですが、全体的なまとまりを考えてこちらにしました。特に最後の2曲がお気に入りです。タイトルは「今は〜-1」となっていますが、1曲「ペニーレインでバーボン」という曲が、歌詞の関係上抜かれているからです。アルバムを代表する曲と言ってもいい曲が抜かれてるのは、前代未聞じゃないでしょうか。そう考えたら元気ですでも良かったかな。
でも、何と言っても「今はまだ人生を語らず」というタイトルが秀逸ですね。吉田拓郎に「結婚しようよの人」というイメージしかない方は、このアルバムをぜひ聴いてほしいです。
THE YELLOW MONKEY - SICKS
SICKS (Remastered)THE YELLOW MONKEY
価格: 2,000円 / 2592円(CD)
posted with sticky on 2016.2.7
大ファンのイエローモンキーから一枚選ぶならこれ!決して万人受けする一枚じゃないけど、全体から漂う絶望感というか、タイトル通りの病的な愛情がこのアルバムの魅力ですね。
唯一収録されたシングル「楽園」もアルバムにぴったりで、ただ最近出したシングルを入れたわけじゃないところにこだわりを感じます。特に「テレビのシンガー」や「花吹雪」は人気曲に挙げられることも多い名曲だと思います。タイトルの「SICKS」は6thアルバムと病気のSICKをかけたもの。
以上です。疲れた!!CDの値段も書いてますが、大体セールやってるので気になった方はちょっと覗いてみてください。記事を書くのに確認したらほとんどが表記の値段より安くなってました。
しかし、本当に疲れた!こりゃ洋楽編は無理だな。