(台北 7日 中央社)6日未明に台湾南部で起きたマグニチュード6.4の地震。現地の被災状況を把握するため、日本の「予備調査チーム」が同日夜、高雄市に到着。7日午前には、被害が最も大きい台南市に入り、外交部(日本の外務省に相当)と同市職員を同行して、16人の死者が出たマンション倒壊現場などを視察した。
調査チームには、外務省緊急・人道支援課事務官の大日方牧人氏、東京消防庁警防部特殊災害課長の平本隆司氏らの計5人が加わっており、現場到着後は頼清徳市長から報告を受けた。
頼市長が同日、自身のフェイスブックを更新し、調査チームの動きを紹介すると、台湾のネットユーザーから「まさかの友こそ真の友。ありがとう日本」、「日台は永遠の友」などと感謝のコメントが多く寄せられた。この投稿の「いいね」数が午前11時現在、3万4000件を超えている。
台南市災害対応センターの統計によると、7日午前10時半までに19人の死亡が確認された。
(編集:羅友辰)