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ミサイル 1段目がばらばらに落下 故意に爆破か
2月7日 17時38分

北朝鮮が7日発射した事実上の長距離弾道ミサイルについて、韓国国防省の関係者は切り離された1段目が爆発し、ばらばらになって海に落ちたことを明らかにし、ミサイルの残骸が回収されないよう、故意に爆破したのではないかという見方も出ています。
韓国国防省によりますと、北朝鮮が7日発射した事実上の長距離弾道ミサイルは、発射からおよそ1分後に北朝鮮の予告どおり、1段目が朝鮮半島の西側の黄海に落下しました。
これについて韓国国防省の関係者は、切り離された1段目が爆発し、ばらばらになって海に落ちたことを明らかにしました。1段目の破片はおよそ270個に上るということで、韓国軍が船やヘリコプターを出して回収を試みていますが、これまでのところ見つかっていません。
前回、2012年12月に北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した際には、切り離された1段目の複数の大きな残骸が韓国軍によって海で回収され、どのような燃料が使われたのかなど、北朝鮮の技術力の分析に生かされました。このため、北朝鮮は今回、ミサイルの残骸が回収されないよう、故意に爆破したのではないかという見方も出ています。

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