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北朝鮮ミサイル 官房長官「首相が独自制裁検討を指示」
2月7日 11時42分

北朝鮮ミサイル 官房長官「首相が独自制裁検討を指示」
菅官房長官は、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合のあと、記者会見し、現時点で日本の領域内でミサイルなどの落下物は確認されていないとしたうえで、安倍総理大臣が北朝鮮に対する日本独自の制裁を強化するため準備を進めるよう、関係閣僚に指示したことを明らかにしました。
この中で、菅官房長官は「弾道ミサイルは、沖縄地方上空を通過したものと判断されるが、現時点で、わが国領域およびその近くの落下物は確認されておらず、自衛隊による破壊措置の実施は無かった」と述べたうえで、引き続き、落下物がないか確認作業を進める考えを示しました。
そのうえで、菅官房長官は「1月6日の核実験に続いて、今回の発射は、わが国を含む地域および国際社会への平和と安全を損なう、安全保障上の重大な挑発であり、政府としては北朝鮮による今般の弾道ミサイル発射について、ただちに北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に対し厳重な抗議を行うとともに、日米韓で国連安全保障理事会の緊急会合を要請した」と述べました。
そして、菅官房長官は、安倍総理大臣が北朝鮮に対する日本独自の制裁を強化するため準備を進めるよう、関係閣僚に指示したことを明らかにしました。
また、菅官房長官は「わが国としては、北朝鮮が核実験や弾道ミサイルの発射実験を行っているなかで、国民の安全と安心の生活を守るために、平和安全法制を通じて抑止力を高めていく。さまざまな対応策をしっかりとって、万全の態勢を整えていきたい」と述べました。

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