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間違いやすい“どてら・半纏・ちゃんちゃんこ”の違い

混同されがちなこの3つにはきちんとした違いがありました!

更新日: 2014年02月07日

micmacsanさん

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冬に着るアレ何なの?どてら?はんてん?ちゃんちゃんこ?

@yorunonn はんてんですね!どてらというのは初めて聞きました…!ちゃんちゃんこもあったりでややこいです( ˙-˙ )

どてら(丹前)

まずは丹前についてですが、これは普通の着物より少し大きめで、綿を入れた広袖の衣服のことで、湯上がりや防寒用として着ます。

「丹前」というのはそもそも関西地方での呼び名で、関東では「褞袍(どてら)」と呼ばれていました。つまり、丹前と褞袍は同じものなのです。

なお、綿入れ袢纏は、羽織風の、腰あたりまでの上着であるが、最近では、また地方によっては、これを丹前あるいはどてらと呼ぶこともある。

半纏

1 羽織に似ているが、わきに襠(まち)がない、丈の短い上着。
胸ひもをつけず、襟を折り返さないで着るもの。仕事着・防寒着とする。
印(しるし)半纏・蝙蝠(こうもり)半纏・ねんねこ半纏など。
2 特に、印半纏のこと。

印半纏とは火消し、お祭り、仕事着として着る半纏のこと。

半纏の長さは腰丈が普通なので「腰切り半纏」ともよばれます。これに対して長着の半纏を「ナガテン」というそうです。

本来の半纏とは、江戸時代に羽織(はおり)の代用として庶民が愛用したものでした。ですから羽織の変化形であると考えられ、防寒用の綿入れのもの、革製、職人が着用した屋号・家紋などが染め抜かれたものもあります。

さらに法被(ハッピ)と半纏も本来は違うものであり、現在ハッピと呼ばれるものは正確にはすべて印半纏なのだそうです。

ちゃんちゃんこ

ちゃんちゃんこは袖のない綿入れの短衣のことです。ですから、袖があるものはちゃんちゃんことは呼ばないのだそうです。

ちなみにちゃんちゃんこは袖なしはんてんとも言われます。

このようにどてら・半纏・ちゃんちゃんこは地方による呼び方の違いではなく全くの別物だといえます。

ちなみに方言ではなんて呼ばれてるの?

どんぶくの標準語分からなくてちゃんちゃんこと同じだと思って親に聞いたら、綿入れはんてんじゃないの?って言われた

昨日、フォロワーさんが「どんぶく」って久々に聞いたという話から、今でも我が家では普通に、どんぶくと呼んでるんで、あれの他の呼び方何だ?となり「どてら?」「はんてん?」「綿入れ?」・・・・「どんぶく」って他では通用しないのかな・・

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