2015年04月24日
タイ王国シリントーン王女が来学
4月24日(金)、訪日中のタイ王国プーミポン・アドゥンヤデート国王の次女であるマハー・チャクリー・シリントーン王女一行が来学し、本学の馬場善久学長、田代康則理事長ら教職員、学生、留学生の代表が歓迎しました。シリントーン王女の国内外におよぶ教育、社会福祉へのご貢献を讃え、創価大学名誉教育学博士号が授与され、シリントーン王女が謝辞を述べました。
本学創立者の池田先生は1961年2月にタイを初訪問。以来、6度にわたり同国を訪問し、これまでプーミポン国王を3度表敬訪問しています。その後も、1989年にチュラポーン王女、1993年にガラヤニ王女が創価大学、創価女子短期大学を訪問し、本学の学生と交流をしてくださいました。
本学創立者の池田先生は1961年2月にタイを初訪問。以来、6度にわたり同国を訪問し、これまでプーミポン国王を3度表敬訪問しています。その後も、1989年にチュラポーン王女、1993年にガラヤニ王女が創価大学、創価女子短期大学を訪問し、本学の学生と交流をしてくださいました。
馬場学長は式辞の中で「心より尊敬申し上げるタイ王国のシリントーン王女殿下ならびに御一行の皆様、遠路にもかかわらず、『微笑の国』タイ王国から来日されました。ご公務ご多忙を極める中のご訪問に、重ねて心から大学を代表して歓迎申し上げます。誠にありがとうございました。シリントーン王女殿下に対する『創価大学名誉教育学博士号』の贈呈につきましては、大学理事会並びに教学審議会において満場一致で承認されたものであります。本日ここに、贈呈式を挙行できますことは、本学にとって誠に光栄の至りであります。2012年にプーミポン国王陛下に本学より『名誉経済学博士号』を贈呈させていただいたことに続き、このように王女殿下に対して本学名誉学位記を贈呈できますことは、我々一同にとりましても、重ねての大きな喜びとするところであります。
シリントーン王女殿下は、英邁なるプーミポン国王陛下のご崇高な意志を継承されて、正義と公正の理想国家建設のため、また、民衆の幸福と安寧のために多大なるご尽力をされておられます。王女殿下の高邁なる理念と豊かな人間性に満ち溢れた尊きご行動は、全国民から広く敬愛されております。そのご活動は、単に国内のみに止まることなく、海外においても様々な公的役務を担われるなど、世界の平和と福祉の進展のため、あらゆる階層の人々と『世界の安寧と平和のための対話』を幅広く繰り広げておられます。
王女殿下は深き人格と崇高なる哲理、そして慈愛に満ちあふれた行動で貴国社会のみならずアジアおよび全世界の安寧と健全な発展に献身の誠を尽して来られました。このような王女殿下の輝かしきご功績を称え、ここに最大の敬意をもって『創価大学名誉教育学博士号』を授与させていただくものであります」と述べました。
シリントーン王女は謝辞の中で、「創価大学より名誉教育学博士号を賜りましたことに心より感謝申し上げます。大変な名誉です。創価大学は教育、平和そして人間の幸福の推進において独自性を発揮し、学生第一の人間教育ならびに異文化の理解に努めておられます。さらに創価大学女子短期大学の存在が貴大学をさらにユニークなものにされております。
嬉しいことに創価大学は長年にわたりタイ王国のチュラロンコン大学ならびにタマサート大学と協力関係にあり、覚書を交わして教員や学生の学術交流が盛んに行われてまいりました。今後も様々な次元での協力が生まれることを願っております。私は、最も基本的な人権とは、適切な教育を受ける権利と適切な栄養を摂る権利であると確信しております。人々が健康で、学び、働くためにはバランスの取れた栄養が必要であり、その健康を維持し、生活水準を持続するには、適切な教育が必要です。健康と教育が社会の調和をもたらすのです。また、この2つの基本的権利が十分に満たされていない場合であっても、同時に改善することが可能です。
教育について語るとき、思いをめぐらすべき点は無数にあります。私はこの分野で40年以上にわたり活動してまいりましたが、私たちの目標である『万人のための教育』を実現するには、さらに学び、さらに行動して、自らが力をつけていなければいけないと今もって感じております。重ねて皆様に御礼を申し上げるとともに、創価大学のさらなるご繁栄を心よりお祈り申し上げます」と語りました。
式典後、シリントーン王女は、本学中央教育棟内の総合学習支援センター「ラーニングコモンズSPACe」などを視察されました。
式典に列席したタイからの留学生からは「本日は、大変に心が躍りました。王女をお迎えする機会をいただけるとは、思いもかけませんでした。王女は、私たちタイの留学生に、どの県の出身かを聞いてくださいました。母国が日本と友好な関係を持っていることをとても嬉しく思います。王女は最後に、『ここで学べることは、とても良い機会ですので、勉学に集中し、この大学から何を得られるかを考えてください』と言われました。本日は嬉しい気持ちでいっぱいです」などの感想を語っていました。
シリントーン王女殿下は、英邁なるプーミポン国王陛下のご崇高な意志を継承されて、正義と公正の理想国家建設のため、また、民衆の幸福と安寧のために多大なるご尽力をされておられます。王女殿下の高邁なる理念と豊かな人間性に満ち溢れた尊きご行動は、全国民から広く敬愛されております。そのご活動は、単に国内のみに止まることなく、海外においても様々な公的役務を担われるなど、世界の平和と福祉の進展のため、あらゆる階層の人々と『世界の安寧と平和のための対話』を幅広く繰り広げておられます。
王女殿下は深き人格と崇高なる哲理、そして慈愛に満ちあふれた行動で貴国社会のみならずアジアおよび全世界の安寧と健全な発展に献身の誠を尽して来られました。このような王女殿下の輝かしきご功績を称え、ここに最大の敬意をもって『創価大学名誉教育学博士号』を授与させていただくものであります」と述べました。
シリントーン王女は謝辞の中で、「創価大学より名誉教育学博士号を賜りましたことに心より感謝申し上げます。大変な名誉です。創価大学は教育、平和そして人間の幸福の推進において独自性を発揮し、学生第一の人間教育ならびに異文化の理解に努めておられます。さらに創価大学女子短期大学の存在が貴大学をさらにユニークなものにされております。
嬉しいことに創価大学は長年にわたりタイ王国のチュラロンコン大学ならびにタマサート大学と協力関係にあり、覚書を交わして教員や学生の学術交流が盛んに行われてまいりました。今後も様々な次元での協力が生まれることを願っております。私は、最も基本的な人権とは、適切な教育を受ける権利と適切な栄養を摂る権利であると確信しております。人々が健康で、学び、働くためにはバランスの取れた栄養が必要であり、その健康を維持し、生活水準を持続するには、適切な教育が必要です。健康と教育が社会の調和をもたらすのです。また、この2つの基本的権利が十分に満たされていない場合であっても、同時に改善することが可能です。
教育について語るとき、思いをめぐらすべき点は無数にあります。私はこの分野で40年以上にわたり活動してまいりましたが、私たちの目標である『万人のための教育』を実現するには、さらに学び、さらに行動して、自らが力をつけていなければいけないと今もって感じております。重ねて皆様に御礼を申し上げるとともに、創価大学のさらなるご繁栄を心よりお祈り申し上げます」と語りました。
式典後、シリントーン王女は、本学中央教育棟内の総合学習支援センター「ラーニングコモンズSPACe」などを視察されました。
式典に列席したタイからの留学生からは「本日は、大変に心が躍りました。王女をお迎えする機会をいただけるとは、思いもかけませんでした。王女は、私たちタイの留学生に、どの県の出身かを聞いてくださいました。母国が日本と友好な関係を持っていることをとても嬉しく思います。王女は最後に、『ここで学べることは、とても良い機会ですので、勉学に集中し、この大学から何を得られるかを考えてください』と言われました。本日は嬉しい気持ちでいっぱいです」などの感想を語っていました。