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インドで15年ぶりに観艦式 海軍力強化を強調
2月7日 9時29分

インド海軍は15年ぶりとなる大規模な観艦式を行い、50か国の代表団が見守るなか、増強された空母や最新の艦船などを披露して、海軍力の強化が進んでいることをアピールしました。
インド海軍は6日、15年ぶりとなる大規模な観艦式を、南部ビシャカパトナムの沖合いで行い、日本を含む50か国が代表団や艦船を派遣しました。
観艦式はインド海軍の65隻に加えて、海上自衛隊やアメリカ海軍など外国から20隻以上が参加し、ムカジー大統領がモディ首相とともに観閲しました。
インドは経済成長に伴って、貿易に欠かせないインド洋のシーレーン・海上交通路の安全を確保する海軍力の強化を進めていて、観艦式では、前回の1隻から2隻に増えた空母や、国内で建造された新型の駆逐艦などが披露されました。
また、インド洋では、中国がシーレーンの要衝に位置するスリランカに潜水艦を寄港させるなど進出を進めていて、15年ぶりとなる今回の観艦式には中国をけん制するねらいもあるものと見られます。
観艦式を前に会見したインド海軍のドーワン参謀長は「インド海軍は、この15年であらゆる分野の能力を強化し、インド洋における課題に多方面から対処できるようになった」と述べ、海軍力の強化が進んでいることをアピールしました。

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