洗面台の鏡、スマートミラーに変えました

スマート・ミラーを自分で作ってみました

By Max Braun

いつだったか去年の終わりくらいに、私はふと我が家のありふれた洗面台の鏡をもっとずっと近未来的に、例えばこの映画で使われているような感じにしたくなりました。

私が探しているような鏡は店で売ってなさそうでした。でも、個人ではまあまあ簡単に作れそうでした。たくさんの人が同じようなカスタムビルドの鏡を最近作っているのです。とはいえ私の頭にあるのとはちょっと違いました。

それで私はマジックミラーディスプレイ・パネル、それにコントローラー・ボード、さらにはたくさんの部品美術工芸関連のアイテムを注文しました。実際にはかなりの実験と何度もの行き止まりを経験しましたが、ようやくこれが完成しました。では仕上がりをご覧ください でも決して完成型ではないですよ — あくまで途中成果です。

私のバスルームにようこそ。どうかわざとらしく整えた洗面用具や汚れひとつない新品の鏡の表面をお気になさらないでください。

私の顔の右側に当たる場所には、時間と日付が表示されます。左側には今の天気と今後24時間の天気予報。その下には最新ニュースのヘッドラインです。その部分のクロース・アップは下です。

天気が「曇り」以外の場合は、多少UIに色がつきます。でもそれ以外のほとんどの部分のテキストやアイコンはモノクロで、注意があまり逸らされないようにしています。

このUIに使われているコードは、シンプルなAndroid APIs(例えば、これなんてカッコイイ)に、天気ではForecast、ニュースではAssociated Pressを使っています。

他に実装しているのは、交通情報、リマインダー、Google Nowのカードに表示されるものはほとんどです。アイデアとしての中核は、人がこのUIを操作しなくても良いということ。自動でアップデートされ、なんでもオープン・エンドの音声検索で処理できます。

ディスプレイはわずか数ミリの厚さで、マジックミラーと薬の収納棚の間に埋め込まれています。このやり方は非常に見栄え良く、しかも内側の棚を引き続き使えるのです。次の2枚は、扉を開けたところとエッジの部分の写真です。

このプロトタイプはまだ未完成で、ソフトウェアに今のところ十分な時間をかけていません。上のUIはわずか数百行のコードで書かれていて、私は他のデバイスでも機能するかどうか実験しているところです — 最初はChromecast、それからNexus Player、つい最近ではFire TV Stickです。

ということで、私がこの鏡のプラットフォームをどこにするか決めて、ごちゃごちゃした電子部品をキレイにするまでは、ちょっと中を覗くと少し散らかって見えてしまいます:

今のところはこんな感じです。頭に残っている幾つかのアイデアを実現できるのが楽しみです。ひょっとすると、これを制作している間に撮ったメイキングの写真をもう少し投稿するかもしれません。