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失踪の香港の書店関係者 残る3人も中国本土で拘束2月5日 8時32分
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香港で、中国共産党に批判的な本を取り扱う書店の関係者5人が行方不明になった問題で、中国本土にいることが分かった親会社の社長ら2人に続いて、残る3人も中国本土で当局に拘束されていることが明らかになりました。
この問題は、中国共産党に批判的な本を取り扱う香港の書店の関係者5人が去年10月以降、中国本土や滞在先のタイ、香港で、相次いで行方不明になったものです。
このうち、書店の親会社の社長と親会社の株主の男性の2人は、中国本土で当局に拘束されたり、事情を聞かれたりしていることが先月、分かりました。そして、行方不明のままだった書店の店長や親会社の従業員の男性ら合わせて3人について、香港の警察は4日、隣接する広東省の警察から「3人は犯罪に関わったため取り調べを受けている」と連絡があったことを明らかにしました。
これで5人全員が中国本土で当局に拘束されたり、事情を聞かれたりしていることが分かりましたが、拘束された経緯や容疑の具体的な内容ははっきりせず、香港では中国政府は説明すべきだという世論が高まっています。
このうち、書店の親会社の社長と親会社の株主の男性の2人は、中国本土で当局に拘束されたり、事情を聞かれたりしていることが先月、分かりました。そして、行方不明のままだった書店の店長や親会社の従業員の男性ら合わせて3人について、香港の警察は4日、隣接する広東省の警察から「3人は犯罪に関わったため取り調べを受けている」と連絡があったことを明らかにしました。
これで5人全員が中国本土で当局に拘束されたり、事情を聞かれたりしていることが分かりましたが、拘束された経緯や容疑の具体的な内容ははっきりせず、香港では中国政府は説明すべきだという世論が高まっています。