NNNドキュメント「丸山夏鈴~最期までアイドル~」
2016年2月7日(日) 24時55分~25時25分 の放送内容
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番組詳細説明(表題)
丸 山 夏 鈴
〜最期までアイドル〜
番組詳細説明(内容)
【見どころ】
去年5月に21歳の若さで亡くなった福島県出身のアイドル・丸山夏鈴(かりん)さんの最期の6か月間に密着、幼いころから常に病と闘いながらも彼女が見せた奇跡の数々、そして彼女が遺したものとは。
命を削りながら、ひたすらに思い、願い、最期まで笑顔で生き抜いた彼女の姿を通し、少しでも「生きる」ことの意味を考えるきっかけにして欲しい。
【内容】
福島県郡山市生まれの夏鈴さんはライブや撮影会で活動するいわゆる「地下アイドル」。
小学2年生の時に悪性脳腫瘍を発症、生存率が高くなる5年目、中学2年生の時に再発し、高校、大学と合わせて7回もの手術を乗り越えるも、肺に転移したガンには勝てなかった。
幾度も病と闘いながらもいつも明るく前向きだった彼女は高校生の時に生徒会長になり、東日本大震災に直面した際もみんなを励まし続けた。
そんな彼女を励ましてきたのがテレビの中のアイドルで、関東の大学に入学すると同時に自らもアイドルオーディションを受け、夢の一歩を叶える。
アイドルになってからも何度も脳腫瘍は再発、その度に休業と復帰を繰り返すもいつも笑顔を絶やさなかった。
私たちが取材を始めた一昨年11月、夏鈴さんは『脳腫瘍のカスが肺に転移した』、つまり肺がんに侵されていることをさらりと口にした。本人は知らなかったがこの時点でいつ呼吸が止まってもおかしくない状態だった。それでも彼女はいつも笑顔で12月のデビューシングルのレコーディングや去年2月のリリースイベントと1つずつ夢を実現していく。
しかしガンは彼女の身体を確実に蝕んでいった。週に2回の肺の水抜き、全身に走る痛み、そんな姿を撮影させてくれる時も、一切、悲壮感を表に出すことはなかった。
入退院を繰り返すようになった去年3月、彼女の思いに迫ろうと動画を通じて交信を始めると『またライブがしたい!』と訴えた。体の状態を考えると誰もが無謀だと思ったが、彼女は再びステージでスポットライトを浴びた。4月になると毎日、今の自分の状態や思いを込めた動画をネットにアップ、それは亡くなる前日まで続いた。
彼女は最期の最期まで、発信し続けるアイドルを貫いた。
命を削りながら、ひたすらに思い、願い、最期まで笑顔で生き抜いた彼女の姿を通し、少しでも「生きる」ことの意味を考えるきっかけにして欲しい。
去年5月に21歳の若さで亡くなった福島県出身のアイドル丸山夏鈴(かりん)さん。脳腫瘍の再発を繰り返しながらも次々と夢を叶えた彼女の原動力、伝えたかった思いとは。
出演者
- ナレーター
- 大橋聡子 福島中央テレビアナウンサー
番組内容
去年5月に21歳の若さでこの世を去った福島県出身のアイドル丸山夏鈴(かりん)さん。小学2年生の時に脳腫瘍を発症、その後6度の再発を乗り越えるも転移した肺癌には勝てなかった。取材を始めた一昨年11月、その時既に彼女は残された時間が少ないことを悟っていた。痛みと闘いながらも笑顔を絶やさずデビュー曲のレコーディングやライブと次々と夢を叶えた。最期まで彼女を突き動かした原動力、そして彼女が遺したものとは。
制作
福島中央テレビ
その他
- 属性情報?
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント