どうも、ジョンです。
一時期新しい漫画作品の開拓をしてた時期があって、
そのせいでお金はないのに新刊は出てくる恐怖に見舞われています……
そんな中でも新刊が出たらすぐに買う漫画が!
その名も「ベイビーステップ」
ベイビーステップってなんじゃらほい
ジャンルで言えばスポーツ漫画、テニス漫画です。
テニスといえばあの有名なテニスの王子様が浮かんできますが、
あっちがファンタジーとすればこっちはリアルってとこでしょうか。
高校1年生の主人公、丸尾栄一郎は成績がオールAの優等生。
オールAからついたアダ名は「エーちゃん」。
運動不足を防ぐために始めたテニス体験をきっかけに、
関東、全国、そして世界を目指す物語となっています。
丸尾は何もせずに秘められた才能が開花するタイプ、主人公体質ではありません。
体もテニス向きとは言えませんし、
運動神経もやってみたらすぐできるなんてことはなくて、
何をするにも時間のかかる不器用さ。
しかしそのマジメな性格や目の良さなど、
数少ない長所を活かして自分なりのテニスで勝ち上がっていくんですね。
一言で言うなら「努力」の物語。
ベイビーステップの名シーン3選
ですから、下手な自己啓発本を読むよりも重要な示唆がこの漫画にはあります。
その名シーンを今回は3つ紹介したいと思います。
「とりあえず限界のスケジュールでやってみて 無理かどうかは、その後再検討ってことにしようかと」
テニスクラブと学校の先輩で不良と言われている江川逞(えがわ たくま)に、
テニスにおいて圧倒的な力量差で負かされ、
叶わないだろ無理だろと詰め寄られたときの台詞。
江川はさらに格上の池爽児(いけ そうじ)と戦い、
自分はどんなに頑張っても勝てないんだと思い込んでいたのですが、
それをここで丸尾に認識させられました。
僕も才能の差だとか努力しても無理だと言い訳して、
頑張ってこなかった経験が腐るほどあります。反省。
「『君は天才だね!』と言われたら、『君は幸運だね!』って受け止める。『才能がある奴はいいよなぁー』は『運がいい奴はいいよなぁー』って具合にな。良くも悪くもそのくらい捉えたほうがいい。だってお前は確かに幸運だろ? もちろんそれだけじゃないけどな」
浅いテニス歴で快進撃を続ける丸尾が他のプレイヤーから天才と呼ばれた日、
その言葉を気にしていた丸尾にコーチである青井竜平が言った言葉。
これは言われた側の受け止め方について話していますが、
ついつい言ってしまう側としても使える心構えですよね。
才能に嫉妬して努力をやめそうになったら、才能=運ととらえる。
運に嫉妬してもしょうがない。
青井コーチの言うように「それ(運)だけじゃない」のでそこは気をつけます。
「慌てなきゃなんねえほどできることなんてねぇだろーが」
初試合を前に緊張し周囲にあれこれとアドバイスされて、
パニック状態の丸尾に江川が放ったアドバイス(?)です。
クエスチョンマーク付きなのは、別に丸尾を思って言ったのではなくて、
自分が寝ようとしてるのに騒いでるから黙らせただけの台詞なので。笑
何か行動する段階になったらもうやるしかない。
自分に足りないものを見たってしかたなくて、あるもので勝負するしかない心構えは、
やはり、丸尾よりも長くテニスをやってきた江川だからこそかもしれませんね。
さいごに
まあこんな記事読んでないで、さっさと1,2巻あたり読めば、
この作品がいかに魅力的なのかが理解できます!
いまもマガジンで連載中、今後の展開に目が離せません。
おわり!