連載・シリーズ
NHKあさが来た 山内圭哉演じる「雁助ロス」の影響大
2016.01.29 16:00
振り返れば、昨年は『下町ロケット』で中小企業の経理部長役を演じた立川談春の演技が、名脇役として話題を集めた。山内圭哉と立川談春、どこか共通点がある。腹の底に、土台、型のようなものを持っている。肝が据わっている。
山内氏は児童劇団での新劇、立川氏は落語--いずれも基本的な型を自分の中に叩き込んだ上で、それをアレンジしたり、ズラしたり、ぶっ壊したりしているゆえの安定感ではないか。
ドラマの中に「名脇役」を発見する時の楽しさといったら、ない。いよいよドラマというコンテンツが、映画という文化に匹敵する娯楽となってきたと言っていいのかも。次の名脇役はさて、どのドラマの中に見つかるだろうか?
振り返れば、昨年は『下町ロケット』で中小企業の経理部長役を演じた立川談春の演技が、名脇役として話題を集めた。山内圭哉と立川談春、どこか共通点がある。腹の底に、土台、型のようなものを持っている。肝が据わっている。
山内氏は児童劇団での新劇、立川氏は落語--いずれも基本的な型を自分の中に叩き込んだ上で、それをアレンジしたり、ズラしたり、ぶっ壊したりしているゆえの安定感ではないか。
ドラマの中に「名脇役」を発見する時の楽しさといったら、ない。いよいよドラマというコンテンツが、映画という文化に匹敵する娯楽となってきたと言っていいのかも。次の名脇役はさて、どのドラマの中に見つかるだろうか?