「ハリナックス」のような、針なしホチキス(ステープラー)にときめかない、という話をブログで書いたことがあって、ただもちろん、エコだし、プレスした時の見た目が綺麗で、その便利さはちゃんとわかるのです。綴じ部が膨らまないので書類を重ねたときにかさばらないし、綴じ部を均せば紙をバラバラに戻せますし。
それでも、書類を捨てるときは自分でちゃんと針を分別して捨てるし、綴じ部はずらしてかさばらないように工夫するので、「針ありホチキスを使わせてほしい」と思っちゃいます。
プレスするときの感触が何となくだめなのと(パチン、と綴じたい)、綴じられる枚数が少ないのと、何より針なしホチキスで綴じた書類を気づかずコピー機に回してぐしゃ、を警戒してるのと・・・理由を挙げればキリがないんですが、コンパク党として、あの大きさが許せないのもある。もっと小型化してほしい。あれ、職場のデスクに置こうと考えると、微妙に収まり悪くありません?それならクリップで書類を留めた方が...と思ってしまう。
というか多分、コンパク党にしてクリップ派閥の自分は基本クリップが使いたいんですね。あれならペンケースの端っこに収まって公私ともに持ち運びと使い勝手が良いし。
ホチキスとクリップの使い分けを考えたときに、ハリナックスが得意とする数枚の紙を留める、を自分はクリップ領域の仕事だと思っていて、そのくらいの枚数の資料には顧客向け資料のことが多いので、ハリナックス含むホチキス群だと頁捲りがしにくいんですよ。出来るならクリップで留めておいて、相手に配るときに外して順に渡したい、と考えてる。たまに、説明資料と別添と参考資料をホチキスで1つにまとめて配る人をいると、「見比べにくいよ!だったら電子で良いじゃん!」と心の中でつっこみ入れてます。
昔なら報告書の類は断然ホチキスで留めることが多かったのだと思いますが、最近は電子化の波に押されて印刷自体しないのが多いですし。「相手は複製/スキャンしてこの資料使うんだろうな」と想像できるときは、最初からクリップで機械に流しやすいよう配慮した方がいいのかなとも思う。
逆に、ホチキスを使わなきゃいけない場面はあまり浮かばないんですが、5枚以上の連なった文書なら、頁順がわからなくなるのでホチキス使ってるかもです。あと大量にコピーするときとか?(コピー機には自動でホチキスで留めてくれる機能があるので)。職場文化によって、ここら辺の割合は異なりそう。
たまにブログで書くのですが、公私で多用しているクリップは「マカロニクリップ」で、ある程度の枚数留められるし、頁めくりがしやすいし、背表紙というかインデックス代わりに使えて資料整理に向くしと良いこと尽くしなんですが、
単価が高いのとビジネスシーンでは可愛すぎるかな、というのがあって、誰かに渡す前提の事務資料なら、無難に「ゼムクリップ」と「ダブルクリップ」使います。
閑話休題ぽいですが、ちょっと前にポップできゃわわな猫イラストのダブルクリップ見つけてしまって、
衝動買いした。可愛いは正義なのでしょうがないんですけれど。
あと、ゼムクリップは分厚い書類を留めるのに向かない、のが定説ですが、バネに使用する材料とバネの原理をしてつくられたヤマザキワークスの「トライアングルクリップ」というのがあって、
これも、原理というかアイデアが好きでたまに自分用に使うのだけれど、売ってる場が限られる上に他に同用途のクリップがありすぎて活躍の場を与えて上げられてません。ごめん。
やや単価高めですが内部向け資料で分厚い奴には「ガチャック」を使う場合もあります。ちなみに部下の一人がガチャック至上主義。リサイクルも出来るので便利だと思うんですが・・・なんであれって他の事務文具と比べると普及してないんだろう・・・用途がダブルクリップと被る上に汎用性が低いから?職場によってはガチャックがダブルクリップを制圧したところもあるんでしょうか?知りたい。
自分はがチャックよりも、ガチャックのガチャ玉と似た形で、単体で完結する「スライドクリップ」の方が好きなんですが(手で紙の束にスライドさせてはめることが出来る)、これはもうクリップ文具の中でもマイナーなんですかね?あまり使ってる人見たことない。便利だし、たまに可愛いカラーのも見かけたりで(留められる枚数考えると微妙なこと除けば)ダブルクリップより好きなんですけどねー。かさばらなさとリサイクルし易さと留めやすさで長所多い気もするんですが、気づいてない短所か欠点があるのか・・・。
これは大きな文具店の閉店セールで半額以下で売ってたのを購入した奴。色映えが綺麗でなかなかお気に入りです。
それで。タイトルの割に冒頭でハリナックスへの文句だけ述べてホチキスのメリットデメリット的なもの大して語ってないんですが、クリップ派閥なのもあって文具店行ってもホチキスって心ときめくことなかったんです。なかったんですが、ある日ふらりと文具店に立ち寄ったらば。
出会ってしまった・・・!え、これ可愛くないですか、コンパク党的に断然ありじゃないですか、という佇まい。そしてこれでもホチキス。ミニホチキスなんですよ驚きの。マックス株式会社の「colorgimic(カラーギミック)」です。かっわいい!
折りたたみ部分を開いて、青のボタン部分をちょっとスライドさせると普通にホチキスできます。携帯できるミニ文具を追求して出来たというミニホチキス。名前の通りのギミック感がすばら。これまでのホチキスと違ってうっすいので、ペンケースにも余裕で入るしデスクでも収まり良いです。多少押し込みづらい気もするけれど、許容範囲内。希望小売価格は550(+税)だそうです。芯も普及している普通のホチキス芯が使えてありがたいー。カラー3色展開。青が好きなので青にしたけど。
ちなみにマックス株式会社といえば、以前新感覚紙クリップDELP(デルプ)について感想書いたことがありますが、
これ今も便利に使ってます。取扱い店舗も増えたので、わりとすぐ見つかるし。
途中クリップ愛に迷い込みましたが、まとめるなら、1月に発売されたばかりのフラットデザインなミニホチキス、colorgimicが可愛すぎてギミック的にも心ときめく!という話でした。もっとミニ文具が世の中に広がりますようにとお祈りしつつ〆です。