Close-up portrait of a cute baby boy
40歳を超えて気になってくるのが、頭髪の薄さ。ごまかそうとするよりも潔くボウズを選ぶことで、イタリア人男性のようなセクシーさを手に入れてはいかがだろう? 薄毛のタイプや顔の形に合った「ボウズスタイル」の作り方について、男性専用美容室ブラックビズのオーナー柴 史晃さんに教えてもらった。
■大人のビジネスマンのための男性専用美容室
ブラックビズ オーナー
柴 史晃
ブラックビズは、『女性の多い美容室には入りにくい…』『理容室ではできないヘアスタイルに挑戦したい!』 という大人のビジネスマンのための“男性専用”美容室。ビジネスマンには嬉しい眉カットやスキャルプ(頭皮)クレンジングが全メニューに標準セット。平日22時までの営業時間も、仕事帰りに気軽に立ち寄れると好評を集めている。
■ボウズスタイルが髪のボリューム感を演出してくれる
柴さん「薄毛のコンプレックスを克服するなによりの方法は、意外にも『隠さないこと』。スキンヘッドなども選択肢の1つですし、ヘアカットによって意識的に薄い部分を出してしまうことで、目立たなくさせることもひとつのテクニックです。
薄毛の方の毛髪は弾力に欠けることも多いため、薄い部分を長い髪で隠そうとすると、髪の重さや頭皮の皮脂、湿気などによってペタッとして“すだれ”のような状態になってしまうことが少なくありません。また、整髪料などで固めたとしても、時間が経つにつれてまとまりが悪くなり、逆に薄毛を強調させてしまう結果になるのです。ボウズスタイルを選択することで、毛髪に弾力が蘇りボリュームアップした印象を手に入れられますし、スタイリングの持続性も向上するため薄毛が目立たなくなり、清潔感が出るのもポイントです。さらに、髪の薄さが気にならなくなることで気持ちも明るくなる方が多いので、精神面でのメリットも大きいと思います」
■自分の薄毛のタイプにあったボウズスタイルを選ぶ
柴さん「ひとくちにボウズといっても、様々なスタイルがあります。自分に合ったボウズスタイルは、基本的には『頭頂部』 か『前頭部』のどちらの部分が薄いか? で、選ぶのがいいと思います。
頭頂部が薄毛の方には、ベリーショートやソフトモヒカンのようなボウズスタイルがオススメ。頭頂部の薄い部分の長さを 1 ~3 センチに整え、サイドやバックを短くしてみてください。一方、前頭部が薄毛の方には前髪を長くしている方が多いですが、思い切って生え際に合わせて前髪を短めにするベリーショートか、前髪をバリカンで落としたボウズモヒカンなどをオススメします。また、頭皮のダメージが出てしまうので強くお勧めできませんが、黒髪よりも少し明るめの茶色にすると、全体が馴染んで薄毛が目立ちにくくなりますよ」
■こまめなカットと毎日のシャンプーで、清潔感に磨きを
柴さん「ボウズにする上で気をつけたいのが、そのお手入れ方法。1日1回はシャンプーをして、頭皮を清潔にするよう心がけましょう。皮脂汚れやフケ、スタイリング剤などが残っていると、毛髪や頭皮がベタベタして見えて、せっかくのボウズの魅力である清潔感が失われてしまいます。シャンプーは、シリコンシャンプーを使うとボリュームダウンしてしまうので、ノンシリコンシャンプーでしっかり汚れを取るようにして下さい。シャンプー後は軽くタオルドライをしてドライヤーで乾かすことも大切。ボウズだからといって自然乾燥ばかりしていると、雑菌が繁殖して匂いや抜け毛の原因になってしまいます。
ボウズスタイルは『清潔感』が命。清潔を心がけるだけでなく、カットはできるだけマメにすると良いです。サイドのシルエットが膨らんできたり、トップの髪が立ち上がりにくくなってきたりしたらカットのタイミング。具体的には、1カ月に1度程度のペースでカットしましょう」
■最後にアドバイザーからひと言
「ヘアスタイルを変えることで、気持ちも明るく変わってきます。爽やかで清潔感のあるボウズスタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか?」
記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]