トリミング中にチワワ転落死 飼い主が店提訴
愛犬がトリミング中に転落死したのはペットショップが安全管理を怠ったためだとして、仙台市宮城野区の飼い主が5日までに、ペットショップの運営会社(青葉区)に340万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
訴えによると、飼い主は昨年11月、超小型サイズのチワワ(購入価格約40万円)のトリミングを依頼。従業員は高さ約1メートルの台にチワワを載せたまま、電話に出るため別室に移った。従業員が戻ると、台につないだリードが首輪ごと外れ、掛け直そうとしたところチワワが台から落ちて死んだという。
飼い主側は「店は安全を確保する義務を怠った。約8年間、家族同然に過ごした愛犬を失い、精神的ショックで急性ストレス反応と診断された」と主張する。運営会社は「社長が不在で答えられない」としている。
2016年02月06日土曜日