2016年2月7日03時16分
兵庫県赤穂市の民家で住人の男性(69)と妻(64)が死亡しているのが見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された同居の孫で養子の会社員少年(19)が「3日にハンマーで殴るなどして殺害した。金が欲しかった」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。少年は給料を全て家に入れていると周囲に話しており、県警は動機などを詳しく調べる。
県警は6日、妻の司法解剖結果を発表した。死因は首の静脈切断による失血死で、死亡推定時期は3日ごろ。傷は数カ所で、頭に硬いもので殴られた際にできる傷があり、首や背中に切り傷や刺し傷があった。
少年は「頭などをハンマーで殴ったり、包丁で切ったりした。ハンマーと包丁は捨てた」と供述しているという。
また、夫は発見時、頭に複数の傷を負っていた。7日に司法解剖し、詳しい死因などを調べる。
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朝日新聞社会部
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