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Google.comのドメインを1400円で買った学生に、グーグルが提示した報奨金は何と...

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2015年、アメリカ・マサチューセッツ州の学生が、google.comのドメイン名をあっさりと購入できてしまい、グーグルが学生からそれを取り戻したことが報じられた。

グーグルは自社の.comドメイン名を買い戻すのにいくら払ったのか?数百万ドル、それとも数十億ドル?

全く大外れだ。

学生のサンメイ・ヴェドさんが、9月にグーグルドメインのセールで見つけた有名なウェブアドレスを12ドル(約1400円)で購入した後、グーグルがそれを無事に取り戻すのに提示したのはたった6006.13ドル(約70万円)だというのだ。

しかしこれは、数十億ドル規模のビジネスが築き上げられたアドレスに対して、巨大ウェブ企業が用意するだろう額とはちょっと考えられない数字では無いだろうか?

ところでこの「6006.13」という数字、よく見て欲しい。

6006.13

g o o g . l E …!

そう、グーグルがドメインを取り戻すためにヴェドさんに支払った額は一見したところデタラメな数字のようだが、実は「Google」を数字で綴ったものだ。

「ちょっと目を細めて見て下さい。そう見えるでしょう!」グーグルは木曜にグーグルのセキュリティ報酬プログラムの詳細を説明したブログ記事でそのように述べた。このプログラムはグーグルの製品に欠陥を見つけたヴェドさんのような人々に報酬を支払うものだ。

現在、ヴェドさんはマサチューセッツ州のバブソン大学で学んでいるが、2007年から2012年までグーグルのアカウント・ストラテジストとして働いていた。ヴェドさんは9月にグーグルのトラッカーを閲覧していてGoogle.comが容易に手に入ることに気が付いた。そこでヴェドさんはドメインを購入したが、直ぐにこの巨大ウェブ企業へ譲り渡したのだ。

ヴェドさんは報奨金を受け取る代わりに、インドの人道的・教育的NGOであるアート・オブ・リビング・インディア基金に同額を寄付するようグーグルに依頼した。グーグルはこれに合意し、額を2倍である1万2012ドル26セント(約140万円)を寄付した。

「私は今も、この会社と、会社の行っていることや体現していることが大好きです」と、ヴェドさんは昨年ハフポストUS版に対して語ってくれた。「慈善活動に使われるからということで報奨金を2倍にしてくれたのはとても素晴らしい行いだったと思います」

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。


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