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北朝鮮のミサイル 韓国も万全な警戒態勢2月7日 4時01分
北朝鮮は、「人工衛星の打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルの発射予告期間を1日前倒しし、日本時間の7日午前7時半から、発射を予告した時間帯に入ります。日程が前倒しされたことについて韓国軍は、天候を考慮した可能性がある一方、関係国を翻弄する戦術であることも考えられるとして、万全な警戒態勢を整えています。
北朝鮮は、「人工衛星の打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルの発射について、国際機関に対し、当初、今月8日から25日までの間に行うと通告していましたが、6日になって1日前倒しし、7日から14日までの間に発射すると改めて通告しました。北朝鮮が発射を予告した時間帯は、日本時間の午前7時半から午後0時半までで、このあと、その時間帯に入ります。
発射は南の方角に向けて行われ、1段目が韓国の西側の黄海に、「フェアリング」と呼ばれる衛星のカバーとされる部分が韓国のチェジュ(済州)島の西の海域に、さらに2段目がフィリピンのルソン島沖の太平洋にそれぞれ落下し、前回2012年12月の発射とほぼ同じコースを飛行するとされています。
日程が前倒しされたことについて、韓国軍の関係者は、NHKの取材に対し、発射場がある北朝鮮北西部のトンチャンリ(東倉里)周辺の天候を考慮した可能性がある一方で、関係国を翻弄する戦術であることも考えられるとして、万全な警戒態勢を整えています。北朝鮮が、2009年以降、3回実施した事実上の長距離弾道ミサイルの発射は、いずれも、予告期間に入ってから3日目までに行われていて、今回も予告期間の早い段階で発射を強行するのではないかという見方が出ています。
発射は南の方角に向けて行われ、1段目が韓国の西側の黄海に、「フェアリング」と呼ばれる衛星のカバーとされる部分が韓国のチェジュ(済州)島の西の海域に、さらに2段目がフィリピンのルソン島沖の太平洋にそれぞれ落下し、前回2012年12月の発射とほぼ同じコースを飛行するとされています。
日程が前倒しされたことについて、韓国軍の関係者は、NHKの取材に対し、発射場がある北朝鮮北西部のトンチャンリ(東倉里)周辺の天候を考慮した可能性がある一方で、関係国を翻弄する戦術であることも考えられるとして、万全な警戒態勢を整えています。北朝鮮が、2009年以降、3回実施した事実上の長距離弾道ミサイルの発射は、いずれも、予告期間に入ってから3日目までに行われていて、今回も予告期間の早い段階で発射を強行するのではないかという見方が出ています。
北朝鮮メディア「天気は晴れのち曇り」
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビが6日夜の放送終了前、日本時間の午後11時前に伝えた天気予報によりますと、発射台のあるトンチャンリ(東倉里)から北におよそ50キロ離れた中国との国境の都市、シニジュ(新義州)の7日の天気は、晴れのち曇りとなっています。
最低気温は氷点下10度、最高気温は2度の見込みです。また、3メートルから6メートルの南西寄りの風が吹くとしています。
最低気温は氷点下10度、最高気温は2度の見込みです。また、3メートルから6メートルの南西寄りの風が吹くとしています。
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