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電撃大王で『現代魔女の就職事情』を連載中のラノベ作家、相沢沙呼さんが専業ラノベ作家としての苦悩をツイッターで吐露しています。

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曰く、「文庫の部数減が”洒落にならないレベル”で、自分が気に入ってる作品ほど部数が悪く、モチベーションの低下を回避できない。」と語り、

また、「現在は転職を考えなくてはならないレベルで、専業になった事を後悔していて、専業になろうとしている作家がいたら全力で引き止める。」

と、ライトノベル作家の苦しい現状を述べています。


■相沢沙呼
1983年3月3日生まれ。日本の小説家・推理作家・ライトノベル作家・漫画原作者。男性。聖学院大学人文学部日本文化学科中退。

2009年『午前零時のサンドリヨン』で東京創元社主催の第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。 2011年3月「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作となる。

作品リスト
・酉乃初の事件簿シリーズ
・マツリカシリーズ
・現代魔女の就職事情Wiki

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相沢沙呼@現代魔女の就職事情1巻発売 @sakomoko
最近、本当に文庫の部数が洒落にならない。もう単行本とそう変わらないレベルまで落ち込んでいる。みんな、これでどうやって生活してるのかって不思議なんだけれど、自分だけなのかなぁ……。
7:35 PM - 4 Feb 2016

これは自分がものすごく気に入っている作品だから売れて欲しい、と思っている作品ほど、部数が悪くなっている。単行本で駄目だったからせめて文庫本でなんとか、と思っていても、これはもう売れないの決定したレベルの部数だったりして、モチベーションの低下を回避できない。
7:36 PM - 4 Feb 2016

ここのところ、売れないとわかっているのに作品を書く意義というのを、見失っている感じはある。書いたところで部数が悪いのは決まっている。何故なら、部数というのは売れなかった部数を参照して決定するため、一度売れないと起死回生はなかなか難しい。安定して売れる人たちがひどく羨ましい。
7:37 PM - 4 Feb 2016

本当に転職を考えなくてはならなくて、専業作家になったのは失敗だったと強く思う。専業になろうとしている作家がいたら全力で引き止めるわ……。
7:38 PM - 4 Feb 2016

どうせこの作品を書き上げても、前回の部数より下回るんでしょ? 本屋に並ばないレベルの部数じゃないですか、って思うと、なんか、もう、適当に書けばいいかな、と思う。本当に面白いものは、万が一売れるようになったときに書いた方が、多くの人に喜んでもらえるのでは。
7:40 PM - 4 Feb 2016

年末から今日までずっと仕事の悪い報せばかり届いていて、もう良い報せがなにもないレベル……。どうやってモチベーション保ったらよいのかワカランズラ……。
7:42 PM - 4 Feb 2016

勉強でもスポーツでも仕事でも、スコアが伸びないのって辛いししんどい。部数はほんと右肩下がり。書いても書いても、どんどん悪くなっていく。少しずつ良くなっていく、というのなら、まだまだ頑張りたいけれど、なんか、うーん、どうしたものですかね。やればやるほど悪くなるのって。
7:48 PM - 4 Feb 2016

ずっと我慢してたけどしんどいよぉぉぉふぇえええん。
7:53 PM - 4 Feb 2016

まぁこんな感じで不調続きで、うまく小説が書けません。新作はお待ち下さい……。夏くらいに、なにか、出したい、ですね……。ですね……。
8:02 PM - 4 Feb 2016

待っている人のために書きなさい、というのはよくわかるんだけれど……。自信を持てないと、やっぱり文章に凄く響く気がする。スコアが伸びないと、自分の文章がどんどん劣悪なものにしか見えなくなってくる……。自信になるスコアが欲しい。
8:41 PM - 4 Feb 2016

あとは霞だけ食べて生きられるようになれれば完璧ですね……。
8:42 PM - 4 Feb 2016ツイッター



転載元: http://potato.2ch.sc/test/read.cgi/moeplus/1454645642/