トップページ社会ニュース一覧元歯科医院長 指南受け診療報酬を不正請求か
ニュース詳細

元歯科医院長 指南受け診療報酬を不正請求か
2月7日 5時31分

歯科医院の元院長と暴力団組長らが診療報酬をだまし取ったとして逮捕された事件で、元院長が、一緒に逮捕された組長の知り合いの会社役員から不正請求の指南を受けていた疑いのあることが警視庁への取材で分かりました。2人が知り合った直後に不正請求が始まっていて、警視庁はいきさつを捜査しています。
この事件は、歯科医師で千葉県船橋市にあった歯科医院の元院長、重松武容疑者(58)と、住吉会系の暴力団組長、三戸慶太郎容疑者(50)ら11人が患者の治療回数を水増しするなどうその請求を繰り返し、診療報酬およそ360万円をだまし取った疑いで逮捕されたものです。
警視庁は治療の実態を調べていますが、重松元院長が、三戸容疑者の知り合いで、一緒に逮捕された会社役員、早川和男容疑者(39)から不正請求の指南を受けていた疑いのあることが警視庁への取材で分かりました。
これまでの調べで、2人は平成22年に知り合い、その直後に不正請求が始まったということです。
捜査関係者などによりますと、当時、重松元院長は多額の借金を抱えていたということです。
これまでの調べで、早川容疑者は、患者役集めにも関わっていたということで、警視庁はいきさつを捜査しています。
警視庁によりますと調べに対し、重松元院長は容疑を認め、早川容疑者は認否を留保しているということです。

関連ニュース

このページの先頭へ