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北朝鮮の“前倒し通告文書”を公開 国際海事機関
2月7日 0時35分

北朝鮮が「人工衛星」と称する事実上の長距離弾道ミサイルについて、当初の予定を1日前倒しし、7日から14日までの間に発射すると通告してきた文書を、国際機関のIMO=国際海事機関が公開しました。
ロンドンに本部がある船舶の航行の安全に取り組む国際機関IMOは6日、NHKの取材に対し、北朝鮮から6日付けで受け取った「人工衛星」と称する事実上の弾道ミサイルに関する通告の文書を公開しました。
書面はハングルと英語で、「地球観測衛星の発射予定日が今月7日から14日の間に変更されたことを連絡する」と書かれていて、差出人は、北朝鮮の「国家海事監督局局長チョン・ギチョル」となっています。
また書面は、日本時間の午前7時半から午後0時半の間に実施するとする発射の時間や発射するコース、それにミサイルの落下地点については一切触れておらず、変更はないとみられています。
北朝鮮は今月2日、IMOやICAO=国際民間航空機関などに対して、「今月8日から25日の間に地球観測衛星を打ち上げる」と通告していましたが、日本政府や韓国政府は、6日、北朝鮮がIMOに対して発射の予定変更を通知したことを確認しています。

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